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ピクシブに山形からフルリモートでアルバイト勤務してみて良かったこと

みなさんこんにちは! 新規事業部 VRoid部アルバイトのGaoです。

普段は VRoid Hub の新機能のデバッグを行ったり、ヘルプ記事の執筆をしたり、新しいプロジェクトの立ち上げのお手伝いをしています。

山形大学の学生でもあるので、勤務形態はフルリモートなのですが、「地方大学の学生がピクシブでフルリモートで働くことを可能にした手法」という情報は発信の価値がありそうだなと感じたのでこの記事を執筆しています。

ところでピクシブでアルバイトするには?

定期的にインターンの募集があるので、まずはそれに応募しましょう。主に「エンジニア向けインターン」と「ビジネス職向けインターン」の二種類があり、私は後者がきっかけ採用していただきました。

一日の仕事の流れ(例)

まずは、フルリモートの私がどんな一日を過ごしているかを紹介します。

10:00 までにリモート出社(Slackコマンドの入力)

10:00- VRoid部の朝礼 - 点呼と全体連絡(Google Meet)

10:03- 部署の朝礼 - 共有事項を話したり雑談で交流する時間(Google Meet)

10:30- Discordに入って仕事スタート(資料作成→Notion、ミーティング→Discord, Meet等)

13:00- お昼ごはん

14:00- 仕事

18:00- 愉快な夕会 - チーム内で進捗報告したり交流したりする時間(Google Meet)

18:55- VRoid部全体の点呼・共有事項の連絡(Google Meet)

19:00- リモート退勤(Slackコマンドの入力)

※ミーティングはGoogleカレンダーでMeetを設定したり、Discordで今いいですか?と声をかけたりするパターンがある

※集中したいときはDiscordをスピーカーミュートできる

※ログに残したい会話はあえてSlackですることも多い

ここに書いていない代表的なものは、水曜日の「全社会」(会社全体での目標や達成度を確認したり、部署ごとに持ち回りで発表をする会)や、金曜日の「キラキラ夕会アラモード」(嬉しかったことや悲しかったことをお互いにシェアする会)などがあります。

私が良いなと思ったポイント

一日の流れを振り返りながら、私が個人的に良いな~と思っている部分を箇条書きで書き出してみると、

  • 一日2回、仕事はじめと仕事終わりの時間に顔を合わせる会がある

    → 疑問点やボトルネックをすぐに解消できる

  • フロー情報はSlackで高速に行き交い、ストック情報はNotionで整理整頓されている

    → 特にNotionはチーム全員が使いこなすと途轍も無いパワーを発揮すると感じました

  • ミーティングでアバターを使う人も多い

    →覚えやすい&話しかけやすい&会話のきっかけにしやすい

  • Slackに「Zチャンネル」(社員やアルバイトが社内で趣味活動できるチャンネル)がある

    →部署や役職を超えて仲良くなり、そのつながりを業務に活かすことができる

などが挙げられます。

非同期コミュニケーションの充実というフルリモートである利点を最大限に活かしながら、同期コミュニケーションの不足のデメリットをできるだけ減らしていますね。

ピクシブでフルリモートで働いてみての感想

ここからは私が数ヶ月ピクシブで働いてみての感想になります。

こういった場での仕事は初めてだったので、「そんなの当たり前だろ~」みたいな部分もあるかと思いますが、イチ学生の生の声としてそのまま書き残そうと思います!

ITツール活用度・興味関心度がとても高い

IT企業だから当たり前かもしれないんですが、ピクシブのITツールのリテラシーベースが高いな…と思っています。

Googleカレンダーで全員の予定が把握できて、ミーティング時間になればMeetのリンクがSlackで通知されて、議事録はNotionでまとまっていて、タグ付けすると各プロジェクトごとに議事録が自動で整理されて、その他いろいろなツールがSlackやNotionと繋がっているので情報の伝達効率がとても良いです。

VRoid部では数十ものプロジェクトが同時並行で進んでいるのですが、プロジェクトはNotionのデータベースで整然と管理され、適切に階層化されており、最大限の効率が常に発揮されている印象です。

私もサークルの活動記録にNotionを使っているので、リレーショナルデータベースの構築やフィルタリングでのデータベース整理など真似できそうなところは取り入れています。

既存ツールの新しい使い方の提案や新しいツールの導入にも積極的で、職種に関係なく業務改善に高い関心がある良い職場だな~と感じています。

良い意味で縄張り意識が低い

他の部署それぞれに雰囲気が異なる部分はあると思いますが、私が所属しているVRoid部では職種や持ち場の垣根なく仕事に対する当事者意識を発揮してOKという雰囲気があります。

私個人がわりと何でも気になったら言ってしまう性格なので、この雰囲気にはかなり助けられています。「Notionのこのページが分かりづらいのでこうしましょう!」とか、「サイトのこの文言は分かりづらいのでこっちに変えましょう!」とかですね。

「提案が妥当かどうか」はシビアな判断もありますが、アルバイトやインターンの意見であっても、「良い提案であれば採用される」ことは、とてもありがたい文化だと思います。

苦手を許容し、長所を活かす方針

ピクシブには「特定の分野にめちゃくちゃ秀でている人」が多く働いています。こういった方々が最大限のパフォーマンスを発揮できるように、苦手な部分は得意な人を頼ったり、仕組みのほうを変えたり自動化したりするような柔軟性が会社のカルチャーとして根付いているのを感じます。

得意な部分に力を入れられるように、というサポートは私を始めとするアルバイトにも徹底して配慮していただいていて、こういった積み重ねがプロダクトの質の高さにもつながっているんだろうな、と一緒に働いてみて発見することができました。

さいごに

「フルリモート」という切り口で書こうと思ったのですが、意外と書くことがなかったですね……。逆を言えば、フルリモートなのに書くことがないくらい普通の働き方ができている、ということなんだと思います。オフィスでの仕事だと逆にドキュメント化が促進されづらくて不都合があったりするのかもしれません。

ピクシブでのアルバイトを通じて、プロジェクトの進め方やプロダクトの育て方を学ぶことができ、貴重な経験をどんどん積むことができているので、きちんと自分のものにするためにもアウトプットも頑張りたいと思っています。

これを読んでピクシブで働くことに興味が湧いた学生は、こちらのリンクからぜひ応募をしてみてください!

Gao
2022年5月よりピクシブ株式会社 新規事業部 VRoid部にアルバイト入社。山形大学VR部を創設し、現在も代表をしています。山形大学大学院在学。普段はVRハッカソンを主催したり、サークルメンバーとVRアプリを開発しています。