VP of Engineeiringのbashです。
先日広島で開催されたプログラミング言語Rubyの国際的なカンファレンス「RubyKaigi2017」で、After Kaigi Sponsorとして開催を支援しました。また、エンジニアリングマネージャー 川田がLightning Talksにて登壇しました。
RubyとRubyKaigiとピクシブの関係について
Ruby及びRubyコミュニティーとピクシブは、実は深い縁があります。
ピクシブでは、特定の言語や技術にこだわらず適材適所で使い分けているのですが、下記のサービスではRubyをサービスのバックエンドとして活用しています。
- pixivコミック
- BOOTH
- pixivFACTORY
- pixiv Sketch
- Pawoo/Pawoo Music
- pixiv PAY
- 広告配信システム
また、pixiv SketchやPawooを立ち上げたプロダクトマネージャーのnorioがかねてからRubyが好きで、サービス開発の利用だけでなく、2008年に書籍「Rails of Ruby on Rails」を執筆を手がけました。
RubyKaigiとの関係としては、ピクシブとしてスポンサーを度々務めているほか、norioは日本Ruby会議時代にサイトデザインやノベルティデザインを手がけ、私は運営全般に携わったり、地域Ruby会議という取り組みの中でカンファレンス主催するなど、様々な関わりがありました。
このようなコンテキストがあり、Rubyコミュニティの盛り上げと、Rubyistにピクシブという会社を知ってもらいたいということで、RubyKaigi 2017ではスポンサーとセッションに応募しました。
こちらはスポンサーブースを通りがかったMatzと記念撮影していただきました。ありがとうございました。
RubyKaigi 2017スポンサーグレード
今回のスポンサー種別は最上位スポンサーであるRubyスポンサーと同等の「After Kaigi Sponsor」として大きくRubyKaigiを支援し、参加者のみなさんが思い切り楽しんでもらうよう努めました。 また、併せてスポンサーブースの解説やLT登壇なども行いました。
ピクシブからの参加者
Rubyで作られているサービスを支えるエンジニアの中から選抜された4名と、ピクシブの全体の技術と開発組織をリードしている、CTO、VP of Engineering、エンジニアリングマネージャーの7名の技術職メンバーで参加しました。
スポンサーブース
ピクシブは「創作活動がもっと楽しくなる場所を作ること」というミッションを掲げ、世界中のクリエイター・創作文化を支えるサービスを提供しています。 そのサービスについて知ってもらえるようなブース設計をしました。
ブースではRubyを活用しているサービスのバナー掲示、pixiv FACTORYで作成できるグッズサンプルとpixivコミックで人気のコミックスの展示、pixiv Sketchでのお絵かき体験、Pawooのライブコーディングなど、様々なコンテンツを用意しました。
Lightning Talks
メインセッションへの応募、Lightning Talksへの応募など、社内Rubyist勢でチャレンジしました。 最終的にエンジニアリングマネージャーの川田の発表がLightng Talksに採択され、発表についてITMediaにて取り上げていただきました。
なお、Mastodon及びPawoo開発について詳しく話を聞きたいという方はWantedlyを用意していますので、下記からコンタクトください。
アフターパーティー
ピクシブがAfter Kaigi Sponsorとして会期最終日のアフターパーティーを開催しました。
会場はそごう広島店屋上にある「星空のビアガーデン」で、キャパシティーはRubyKaigi 2017のパーティーの中では最大規模のものです。
会場のビアガーデンを埋め尽くす大勢のRubyistに来場いただき、マイクをつかっても声がかき消されるぐらいに盛り上がってる様子が感動的で目頭が熱くなりました。
開催にあたっては、参加者同士の交流を最大限に盛り上がることをゴールとして、スムーズな受付運営、パーティー進行、潤沢でおいしいご飯や飲み物を潤沢に楽しめること実現すべく、会場含む関係者と議論を重ねて、本番に臨みました。
素晴らしい会場と飲食プランをを提供いただいた星空のビアガーデンさま、会場手配・告知など手を尽くしていただいたRubyKaigi 2017運営のみなさま、ありがとうございました。
また、永和システムマネジメントさまより日本酒を提供いただきました。おかげで飲み物のバリエーションが大変華やかになりました。ありがとうございました。
今後のアクション
ピクシブでは、Rubyを活用したサービス開発・運営はもとより、福岡Ruby会議02のスポンサー、Rubyに関するアワードへの応募、カンファレンス発表など、様々なかたちで盛り上げていきます。
その一環として、カジュアルなかたちでピクシブのエンジニアたちが日々工夫している技術的な工夫や事例などを知っていただけるように、「pixiv Technology Talks」という仕事帰りに気軽に技術について語り合える新しいイベントのシリーズを開催します。
その第1回は、社内でRubyを使っているプロダクトの一つであるpixiv FACTORYで進めている、RiakCSからのCeph移行の苦労を話す会を開きます。
https://pixiv.connpass.com/event/68828/
ぜひ申し込みください。
pixiv Technology Talksとは
「創作活動がもっと楽しくなる場所を作ること」というミッションを掲げるピクシブでは、Rubyはじめ様々な技術を活用して様々なサービスを開発・運営しています。 ピクシブのエンジニアたちが日々工夫している技術的な工夫や事例などを知ってもらいたいと考え、「pixiv Technology Talks」という仕事帰りに気軽に技術について語り合えるイベントのシリーズです。
今回のテーマ
今回はpixivFACTORYで進めているストレージをRiakCSからCephへ移行する件での苦労話を紹介します。 Ceph活用に興味のある方、ピクシブでの開発・運用に興味のある方はどうぞお仕事帰りにお気軽にお立ち寄りください。
- 19:30 Open
- 20:00 Start
- 21:00 懇親会
- ご希望の方には、別のスペースで会社説明を行います。お気軽にお申し付けください。
- 22:00 撤収
ピクシブで働きたいという方は....
下記からご応募をお待ちしております。
また、前述のpixiv Technology Talksをはじめ、今後様々なかたちでピクシブの技術やサービス開発、会社の雰囲気、働いている人について知っていただける機会を用意しますので、ご期待下さい!