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18新卒座談会~新卒社員が語るピクシブの仕事~

人事・新卒採用担当のnaiです!

会社の外からでは、実際の仕事内容や、社員がどんな思いで働いているのかなかなか分からないもの。そこで、18新卒として入社した3名を集めて、座談会を開催しました!

ピクシブのどんなところに魅力を感じて入社をしたのか。入社後は、どんな仕事に取り組んでいるのか。そして、将来はどんな姿を目指しているのか。

「これまで」と「これから」を本音で語っていただきました!

本日はよろしくお願いします! まずは皆さんの自己紹介からお願いします。

kameike(写真左):コミック事業部のPalcyチームでiOSアプリエンジニアをやっています。他にも、毎週社内で行っているエンジニア勉強会の運営や、エンジニアが外部に登壇する機会をつくる技術コミュニティ推進室、採用チームにも参加しています。

makun(写真右):kameikeと同じPalcyチームのAndoroidアプリエンジニアです。Palcyというのは講談社さんと協業で開発している漫画アプリで、Android版を僕が、iOS版をkameikeがそれぞれ1人で担当しています。また、僕もエンジニアの採用のチームに参加しています。

ko_chan(写真中央):私はビジネス職で、いまはメディア事業部にいます。主に広告を扱い、ピクシブの収益を担っている部署です。pixivに広告を配信したり、イラストコンテストなどのタイアップ企画を進行させたりしています。

それでは、具体的な仕事内容を教えていただけますか?

kameike:定時の10時までに出社して、まずはチームでの朝会があります。昨日やったことと今日やることの業務報告と、多少雑談もしますね。家族が遊びに来たとか、こんな映画を観に行ったとか。その後は、予定が入ってなければひたすらコードを書きます。

makun:ひたすらコードを書く日はほとんどないけどね(笑)

僕とkameikeはPalcyチームのエンジニアだけど、開発だけをやっているわけじゃないです。デザイナーを含めてデザインの話もするし、今後のサービスの方向性もチーム全体で話しています。

kameike:チームの構成としては、僕らアプリエンジニアが2人と、サーバーサイドのエンジニア1人、デザイナーが1人、全体の統括をしている人が1人。サービスの開発はこの5人でやっています。

少人数なのでかなり柔軟に動くことができて、僕はiOSをメインでやっていますが、体験の設計からDBの設計まで首をつっこめて楽しく働けています。

makun:エンジニアが仕事をする席はチームで分けられてるので、メンバーがみんな近い場所にいるんです。なので必要に応じて密にコミュニケーションを取りながら仕事が進められています。

ko_chan:私の仕事内容は大きく二つあり、「広告の販売」と「広告の運用」です。

一つめは、pixivに広告を出してくださるクライアント様に広告を販売して、効果的な訴求を行います。そのために新しい広告商材を開発したり、pixivユーザーの創作活動をもっと後押しできるように今あるタイアップ広告を改良したり、日々努めています。

二つめは、運用型広告の管理です。専門的な話になってしまうので、詳しいことはここではあまり伝えられないですが、めっちゃざっくり言うと収益最大化に貢献しています。

興味があればinsideの過去記事を読んでください!

(参考記事)
▼pixivの新しいターゲティング広告とその目指す世界
https://inside.pixiv.blog/yattyo/3420
▼メディアの広告担当者が気を配るべきブラウザの動向
https://inside.pixiv.blog/drill/3552
▼テクノロジー x ビジネスで広告を本気で変革する。pixiv流広告プロダクトの作り方
https://inside.pixiv.blog/yattyo/3587

kameike:ko_chanは他の会社に行くことも多いよね。

ko_chan:うん、広告の提案とかの打合わせでね。タイアップ広告のテーマ内容や、オススメの広告枠を紹介してる。最初は先輩との同行ばっかりだけど(笑)

ko_chan:2人もよく講談社さんに行ってるよね?実際どんなことしてるの?

kameike:作家さんや編集さんの目線からお話をいただくことが多いね。雑誌とアプリでの体験の違いや、他の競合アプリがこういう出し方をしているから、Palcyでも同じようにするべきか否か、みたいなことを話してる。

ko_chan:めっちゃ面白そう!

makun:Palcyチームの仕事もinsideの記事になっているので、ぜひ読んでください!

(参考記事)
▼マンガ好きの僕らだから作れるサービスを−Palcyサービス開発の裏話
https://inside.pixiv.blog/matsuri/4044

仕事をしていておもしろいポイントはありますか?

kameike:いろいろありますね。コード書いたり設計したりしているときも楽しいし、ユーザーというか編集の方の本質的な課題を解決できるのも嬉しいし、長期的なビジネスモデルを検討するのもおもしろいし……。

makun:うん、Palcyのチームでやっていることのほとんどがおもしろいと感じる。多分どこに配属されてもおもしろいポイントってあると思う。ね、ko_chan。

ko_chan:そうだね。私の場合は、目標に対していくら収益を得たかが数値として見れるので、その分かりやすさがおもしろさに繋がってます。たとえば運用型広告では配信率を毎日変えているんですけど、数値の変動や日々の状況を原因分析して、仮説を立てて、それが実証されたときは楽しいです。

逆に、仕事をしていて大変なポイントはどんなところですか?

kameike:最近だとビジョンから戦略への落とし込みが上手くできていなかった時期があって、個人的にすごくつらかったです……。

makun:「つらかった」ってことは乗り越えたってことだよね?

kameike:そうだね。時間をかけてチームと検討したり、いろいろと市場調査をしたりして、良い戦略にたどり着くことができた。市場調査の大切さを学べ、自分の提案スキルが上がったので、かえって良い経験だったのかもしれません。

makun:開発の方ではどう?

kameike:iOSの開発でつまずくポイントがいっぱいあって大変だった。実は、入社前はRailsやOpenFrameworks等をメインで触っており、iOSは他社さんのインターンで2ヶ月触ったくらいだったので、本格的にコードを書き始めたのは4月が初めてでした。

makun:技術で入社決めたって感じじゃないからな〜。

kameike:そうそう、事業コミットがしたかったから、事業が必要としていた技術を身に着けていった感じかな。なので、社内のアプリエンジニアの社員にいろいろ助けられながらなんとかやってきました。

そもそもの入社理由は何だったんでしょうか?

ko_chan:pixivは昔から使っていたんですけど、会社として興味を持ったきっかけは就活のナビサイトでしたね。説明会に行ったら当日に志望理由書の提出があって、そのまま選考を受けました。データ分析の研究を活かせるところっていう軸で、メーカー中心に就職活動をしてたから、ITは全然見てなかったですね。

内定は大手のメーカーとピクシブからもらったんですけど、最終的にピクシブに来た理由は2つあります。1つは、当時の社長に憧れて。もう1つは、普通のWEBサイトとは違って、イラストだけの、特異的なデータが集まってるので、その分析ができたら楽しそうだと思ったからです。

kameike:逆求人イベントでスライドに自分の好きなクリエイターさんが載っていたので興味を持った感じです。あとは面談していただいたエンジニアの方が、UXにとても造詣が深くて、ユーザー目線を大事にしている会社なんだと思ったんです。

最終的な決め手は、実務のインターンをして一番働きがいを感じたというところでした。実務インターンでの印象として、「クリエイターの方々のためなら身を粉にして働ける」といった人々しかおらず、この人たちとなら良いビジョンに基づいた最高のプロダクトを作っていけるのではないかと感じて入社を決めました。

makun:僕もきっかけは逆求人のイベントですね。ただその前に、大学で一緒に開発とかしていた友人がピクシブのインターンに行って、すごく良かったって話をしてくれたんですよ。それを逆求人の時に話したら縁に繋がり、その後東京へ行くタイミングでピクシブへ遊びに行きました。

友達からの口コミがきっかけだったんですね!

makun:そうですね。その前からピクシブに行こうとは思ってはいましたが、おかげで一番良い流れで繋がれたのではないかと思います。僕は、イラストやマンガ・アニメといったサブカルコンテンツが昔からすごく好きで、世の中に自分の好きなものが今よりも増えれば、自分にとって最高の世界になると思っています。

そこで、クリエイターが増えたり、創作活動がよりしやすい環境が増えれば今よりも作品のうみだされる数が多くなり、理想の世界がよりはやくやってくると考えました。僕はこれを「世界を加速させる」と言っています。

そういう思いもあり、僕はピクシブを選びました。

新卒で働いてみて、ピクシブの強み・弱みはどこだと思いましたか?

makun:強みはやっぱり、新卒1年目から裁量が大きく持てることですかね。

ko_chan:自分でやりたいこととか、行動力さえあれば、いろいろチャレンジできるよね。上に対しても意見を通しやすいから、かなり良い環境だなと思う。

makun:弱みは……。

kameike: 弱みは、育てる環境かな。手取り足取り育ててくれることはあまりないです。

makun:たしかに。自分から積極的に動かないと成長できないよね。でも僕はこれ、強みだと思ってるけどね。

kameike:判断のツケは全部自分に返ってくるんだよね。自分でやらないと何も終わらない。新しい技術に挑戦するのも良いけど、それでリリースが伸びたりした場合は、チームときちんとコミュニケーションをとったりする必要がある。

ko_chan:あとは、小さい失敗を繰り返して成長することができます。言い換えれば、挑戦をしやすい環境ってことですね。

kameike:たしかに!失敗で評価が下がるってこともないし、逆に、そこからきちんと学びを得たら評価される仕組みもある。チームもものすごく失敗に寛容です。

makun:新卒で入社してやりたいこと、挑戦したいことをやらせてもらって、失敗も経験して、そのサイクルをはやく回せて。そういったこと全部ひっくるめて裁量が大きく持てるところに強みがつまってるって感じかな〜。

kameike:裁量が大きい理由を考えたことがあるのですが、「創作活動がもっと楽しくなる場所をつくる」っていうビジョンがめちゃくちゃ強くて、それに共感していない人が一切いない状況なんですよね。だから、理念に対して合理的な説明があれば話が通るので、裁量の大きさを感じやすいんじゃないかなとおもっています。

ko_chan:クリエイターの創作活動を良くするっていう目的が明確だよね。そこがすっきりしていて分かりやすいのは魅力の一つだと思います。

kameike:良し悪しあるとおもいますが、会社によっては、事業と技術にある程度距離があるように設計されていて、技術領域に完全に専念できる反面、事業内容にあまり干渉できないようなところもありますよね。ピクシブではどの職域の人も事業に共感し、一丸となってビジョンの実現に力を入れている感じがとても好きです。

makun:そんなところです!

ところで、みなさん会社に入られた時期が違うんですよね?

ko_chan:普通に(2018年の)4月入社ですね。

kameike:(2017年の)10月です。内定が出たのは5、6月ぐらいでした。他の会社もいろいろ見ていたんですけど、最終面接の時にはピクシブに決めていたので、すぐに承諾しました。そこから研究に専念して、修論がひと段落した8月頃に地元の福岡オフィスでバイトを始めたんです。

ko_chan:最初は福岡オフィスで働いていたんだね。

kameike:そう。それから、バイトの時にやっていたピクシブチャットストーリーのリリースを終えて、11月から東京で働き始めたって感じです。

makunもバイトしてなかったっけ。

makun:僕は(2018年の)2月からバイトで働き始めていました。入社は4月ですね。

(2017年の)10月にピクシブに遊びにきて、そこから内定まで1ヶ月くらいのハイペースで進めました(1次面接→2次面接→選考インターン→最終面接)。それから、内定を承諾してすぐに「暇なんでバイトします」って言ったのが(2018年の)2月でした。

ko_chan:はやさ。

makun:早めに会社に馴染みたかったからね。

kameike:いいはなし。

入社後のギャップは何かありましたか?

ko_chan:ピクシブ以外の企業は技術職で志望していたこともあり、営業の仕事内容には多少ギャップがありましたね。ただ良かったこともあって、入社前はそもそも広告に全然興味がなくて知識もなかったんですけど、運用型広告などの仕組みに触れ、最近の広告ってすごくイケてるんだなって気付いたんです。それからは自分でいろいろと調べたりして、楽しんでやってます。

makun: 基本的に期待値よりも高かったですね。強み・弱みの話でもしましたが、ここまでやりたいことに挑戦させてもらえるとは思ってなかったかな。

kameike: あと、考えていたよりも人々が優しかったです!人を責めることが一切なくて、問題が起きたときは一緒にプロセスを検証するという感じ。みなさん大人だな、という印象ですね。

今後自分がどんな風に活躍していきたいか、ビジョンを聞かせてください。

kameike:Palcyの開発をやっていていろいろと思うところが出てきました。漫画の出版業界をもっと良い世界に、電子とかWEBとかに適応させ、クリエイターに還元されていく世界にしていきたい、というのが、僕のこの先5年くらいの挑戦になっています。この目標の実現のためにやるべきことを決めてやっていきたいし、自分のものづくりのスキルも上げていきたいです。

makun:kameikeの言ってることが、いま僕らがチームで目指していることですね。エンジニアとしての視点だと、Androidエンジニアとしてエキスパートを目指すっていうビジョンもあります。それは並行で進められると思うので。

ko_chan:会社の収益にもっと貢献していきたいです!そのための力がまだまだ足りていないので、広告周りの知識だったりをつけていかなきゃと思ってます。今はとにかく修行中って感じですね。

最後に、就活中の学生さんへのメッセージをお願いします!

ko_chan:いろんな企業を見て、自分がやりたいことってなんだろうってよく考えてみてください。その上で、最終的にピクシブに来てくれたら嬉しいです!

kameike:みなさんと一緒に働きたいと思っているし、いろいろと話してみたいと思っています!ピクシブに入りたいってわけじゃなくても、就職活動の悩みとか、僕らも悩んできたことなので、なんでも相談してください。いっぱい話しましょう!気軽に遊びに来てください!

makun:ピクシブでの働きかたや雰囲気を是非知ってほしいです!なので、インターンや会社見学に是非きてください!おすすめはインターンです!待ってます〜!

ありがとうございました!

ピクシブでは通年で新卒採用を行っております。 興味のある方はぜひご覧ください。皆様のご応募、心よりお待ちしております!

20年度新卒募集要項: エンジニア職 / ビジネス職 / デザイナー職

また、春インターン開催が決定いたしました!

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nai
2018年9月にピクシブ株式会社に中途入社。前職の求人広告代理店での営業経験を活かし、新卒採用を担当していました。 現在はコンテンツ事業部に異動し、pixivコミックストアの企画・運用を行っています。人が死なないマンガが好きです。