コミック事業部の丸山(alitaso)です。
ピクシブは2024年度もPlatinumスポンサーとしてRubyアソシエーションへの協賛を継続いたします。
Rubyアソシエーションとは
Ruby Associationは、プログラミング言語Rubyの普及と発展のための非営利団体です。Ruby関連のプロジェクトやコミュニティ、ビジネスの関係を強化し、Rubyの利用に関する諸問題の解決に取り組みます。
Ruby開発及びコミュニティ支援をはじめとして、RubyWorld ConferenceやRuby Prizeといったカンファレンスの開催、Ruby技術者認定試験事業や事業者認定制度などを実施しています。
ピクシブがRubyアソシエーションへ協賛を行う背景については昨年の記事をご覧ください。
ところでみなさん、Rubyアソシエーションの協賛金がどのように利用されているかご存知でしょうか?2023年度活動報告書によりますとRubyアソシエーションは以下のような事業を行なっています。
- 公募型開発プロジェクト
- Ruby安定版保守委託事業
- サーバー運営支援
- Rubyに関する情報発信事業(例:事例紹介、RubyWorld Conferenceの開催、Rubyビジネスセミナー活動、Ruby求人情報掲載)
- Ruby技術者認定試験事業
- 事業者認定事業
中でも「公募型開発プロジェクト」は以下5件が採択されており、5月に開催されるRubyKaigi 2024でもこれらの結果が聞けるものがありそうです!今から楽しみですね。
- Namespace on read
- socket ライブラリへのHappy Eyeballs Version 2 (RFC8305)の導入
- Ruby のパフォーマンスプロファイリングの改善
- Ruby Playground for CRuby Developer
- CRuby 用 Processing Gem の、本家 Processing との互換性向上に向けた取り組み
おわりに
ピクシブは多くのプロダクトでRubyを採用して事業を展開中です。これまでRubyやRubyコミュニティから受けてきた恩恵を少しでも還元していければと思います。
ピクシブはこれからもRubyコミュニティと共に歩んでまいりますのでよろしくお願いいたします。