ピクシブには、デザインを通じてピクシブの価値を最大化する、デザインマネジメントチーム(以下DMT)があります。2023年にこのチームに新たに加入した2名のコミュニケーションデザイナーを通して、ピクシブのデザインチームでのやりがいや魅力をご紹介します。
まずは自己紹介から始めます
omochiank:
2023年4月に中途入社しました。
異業種からの転職で、今回初めてデザイナー職で入社させていただきました。
趣味は漫画を描くことと料理をすることです。
penpen:
2023年7月に中途入社しました。
前職ではグラフィックデザイナー兼ビデオグラファーとしてお仕事をしていました。
ブリーチするときは毎回痛みに泣いています。
デザイナーになるまでのプロセス
omochiank: 前職は事業会社で、マーケティング部から開発部を経て、開発の進行管理をしていました。デザイナー職の方と関わることも多い業務内容だったため、そこで試行錯誤してデザインしているデザイナーの方々の姿を見て、「デザインって楽しそうだな」と思ったことが一番最初のきっかけです。
私には兼業作家の経験があり、以前商業漫画の連載をしていたので、同じクリエイティブ職ということもあり、デザイナー職に関心を持ちました。
興味が湧いてきて色々と調べていくと、社会人向けの職業訓練スクールがあることを知り、そこに通って勉強し、デザイナー職へ挑戦してみようと思いました。
実際に転職する時は、自社のサービスを育てることがしたかったため、事業会社のインハウスデザイナーを中心に転職活動をしていました。
penpen: 両親が自営業をしている関係で、高校生から名刺やリーフレット、チラシなどを制作していました。そういった経験からデザインに興味を持つようになり、デザイン系専門学校へ進学しました。
グラフィックデザインやWebデザイン、フロントエンド実装などを学びながら、並行して広告代理店でデザインアシスタントとしてアルバイトをしていました。
ただ、代理店あるあるかもしれませんが、案件が終わるとクライアントとの関係も一旦終了する「一期一会」であることに歯痒さを感じていました。
そこで、より長期的に会社やサービスに寄り添ったデザインをしていきたいと考え、新卒でネットインフラ系の会社にインハウスデザイナーとして入社し、グラフィックデザイナー兼ビデオグラファーとして、主に商材のプロモーションやVtuberの運営などを行っていました。
ピクシブを選んだきっかけ
penpen: 今から10年以上前、自分が絵を描こうと思ったきっかけがpixivでした。 また、絵を描く楽しさや仲間たちに出会うきっかけになったのもpixivが中心だったと思います。
そういった経験からピクシブに興味を持ち、ピクシブのミッションである「創作活動を、もっと楽しくする。」に共感して、今度は自分が創作活動の楽しさを提供する側になりたいと思いました。
「新しく誰かに影響を与える」ことができるチャレンジングな環境に行きたいという思いで転職を決意しました。
omochiank: 私も最初期からのpixivユーザーでした。漫画を本格的に描くきっかけもpixivへの投稿だったため、サービスとしてとても愛着がありました。
そんな中、求人サイトでピクシブにデザイナー職があることを知り、ミッションに共感したことをきっかけに、応募を決めました。
転職の際、デザイナーの先輩から「インハウスデザイナーとして事業に関わる時、365日そのことを考えていても苦ではない会社がいい」というアドバイスを聞いていました。
ユーザーとしての経験が深いピクシブなら、「365日考えても辛くない」と思ったことを覚えています。
デザインチームのはたらき方
penpen: デザイン組織としては、少数精鋭だなという印象です。つくったものに対してきちんとフィードバックやアドバイスがあり、自分の成長になるのを感じます。 また、チームメンバーとの距離が近く、気軽にコミュニケーションが取れる環境だと思います。
配属直後から新マンガレーベルPikaloのロゴ制作や、招待制カンファレンスPIXIV MEET UP 2023等の大きな案件に関われるので、刺激的でした。
penpen: 仕事内容は多岐にわたります。LPや新規レーベルのロゴ、販促物などなど。 初めて制作する媒体でも、経験豊富な先輩のアドバイスと、依頼者との建設的な意見交換によって安心して制作に取り組め、より良い作品を作っていける協力関係があると思いますね。
社員間の良好な関係性と、直ぐに相談して決断できるフットワークの軽さが、働きやすい環境を実現していると感じます。
omochiank: 私は入社後、主にピクシブが参加するカンファレンスのデザインから、PIXIV MEET UPといった全社的イベントまで幅広く関わらせていただきました。
デザイナー部署はもちろん、他部署の方々もクリエイティブへの感度が高いため、目的に応じた制作に向けて、より良い案であれば新しい提案も受け入れてもらえます。 また、制作物を作るだけではなく、コミュニケーション設計の部分についても、デザイナーも参加して考える機会があります。
omochiank:
デザインチーム全体でデザインの引き出しを広げ、強いデザイン組織をつくることを目的として定期開催されている「DesignLAB」では、メンバーから直接、制作の裏話を聞くことができます。
制作で使った技法やデザインの進行で苦労した部分など、自分で発信したり共有を受けたりすることで、日々の業務に活かせる貴重な機会です!
その他にも、書籍購入制度でどんな本を買ったか、情報交換もしています。
書籍購入制度とは
毎月5000円まで書籍が購入でき、紙/電子書籍を問わず個人の所有物となる、福利厚生制度です。
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ピクシブではたらく魅力
penpen: まず、社内にいて、とっても居心地がいいです!(笑)安心して仕事ができます。
omochiank: 完全に同感です!(笑)なんなんでしょうか、この居心地の良さは…
penpen:
いい意味で上下関係を感じさせない雰囲気がありますよね。
そしてみんなコミュニケーションが上手!
omochiank:
部署や役職に関わらず気軽に話したり、遊びに行ったりできますよね。
メンバーの皆さんには「程よい優しさ」があって、過剰に気を使うわけではなく、相手を尊重する気持ちが高いです。だから、メンバー間で色々な違いがあっても、うまくやり取りできるのかもしれません。
そして創作活動が大好きな人が多いです!!
penpen: みんな、創作の熱量とレベルが高い!! お絵描きに限らず、音楽、革細工、刺繍などなど、色んな創作活動をしている方がいますね。
omochiank: 同じ創作活動をしている人が、自分の他にもう一人ほぼ必ずいる会社は、珍しいんじゃないでしょうか?仲間が見つかったり、仲間を作って沼に落とせるのがいいですね。(笑)
クリエイターへのリスペクトを新たにできる「クリエイティブEXデー」
omochiank: そんなピクシブメンバーの創作活動を応援する制度、「クリエイティブEXデー」が私たちの入社した2023年から始まりました。penpenさんは制度を利用しましたか?
クリエイティブEXデーとは
3ヶ月に1日、業務時間を使用して創作活動に取り組むことができる制度。様々な創作活動に関する解像度を上げることでそれを業務に活かすことや、創作を行っている社員を支援して働きやすくすることなどを狙いとして生まれました。
inside.pixiv.blog
penpen: まだ利用してないです。入社して初めて聞く制度だったので、制度開始時は驚きましたが、会社としても創作活動を皆にやってほしい気持ちが伝わってきて、ミッションに沿った制度だと感じました!
EXデーを習得した方が、どんなものを作ったのか見れる機会があるのですが、3DCGや手芸、もちろんお絵描きなど多種多様な創作活動をされていて、とても刺激になりますし良い制度だと思います!
omochiank: 私は早速取得して、他部署のメンバーに小説を書いてもらい、私は漫画を描き、コラボ創作をしました。同じ会社の方と創作活動できて、とても幸せな時間でした。 まずお互いの創作を喜び合い、お互い発見があったねと話し合い…楽しかったです!
omochiank: 学びとしては、自分が普段しない創作活動のことを知るきっかけになりました。 私は漫画を描きますが、小説を書く方の苦労ポイントなどをその時初めて伺ったことで、自分では知らなかった視点があったことに気付かされました。
たくさんの素敵な創作活動の後ろに、こうした悩みや苦しみが無数にあると想像でき、ユーザーの皆さまの苦労や創作の楽しさを知る良い機会になりました。
ミッションへの共感
penpen: ピクシブでは自然とミッションを意識して、お仕事しようという気持ちになれると思います。 EXデーだけではなく、日々の仕事がミッションに繋がっていると感じながら仕事ができますね。 創作を経験したことがある人なら、自然と共感できるようなミッションだと思います。
メンバーのみんなが同じミッションを共有しているからこそ、居心地の良さや働きやすさに繋がっているのかなと思います!
omochiank: 創作活動を愛している人がメンバーとして集まっているからこそ、努力して共感しようとするのではなく、本気でそこに向かって取り組もうとする空気があります!
以前のミッションである「創作活動をもっと楽しくする場所をつくる」から地続きにあり、さらに次の段階へ進もうというパッションが感じられる新ミッションですよね。
ここから先のキャリア
penpen: ブランディング面でも強いピクシブにしたいですね。 DMTとして社外に対する実績を示して、ブランディングやデザインの面でアワードを受賞できたらいいなと思っており、そのために、もっと経験を積んでいきたいと思っています!
紙媒体はもちろんですがWebや展示などなど、自分たちが担当したデザインを通じてピクシブに関わる皆さんに貢献できたらいいなと思います。
最終的にはピクシブがデザインやブランディングでもイケている企業だと、周知されるようになっていきたいですね!
omochiank: 私はピクシブが初めてのデザイナー職なので、まずはデザイナーとして一人前になりたいです。そしてピクシブがこれから世界中の創作活動をもっと楽しくするために、DMTでブランディングをしっかりしていきたいです。
今後は、海外のイベントの出展や、海外の方々も目にふれる制作物などに、デザイナーとして携わっていきたいです。また、海外メンバーも多い会社なので、言葉を超えたデザインの力を社内的にも発揮する機会は多いと思います。
ミッションを伝えるようなデザインで、ピクシブが創作活動に本気の会社であることを示して、会社の価値に貢献していきたいです!
ピクシブではたらく今、思うこと
omochiank: ピクシブには、「創作活動を、もっと楽しくする。」ために、まず自分達が楽しんで仕事をする風土があります。
私は今までの人生にいつも創作活動があり、自分の心が辛い時も誰かの創作物に助けられてきました。そんな、自分が今まで助けられてきた創作活動に、ピクシブでの仕事を通じて還元できることは、得難いことだと思います。
入社するまでは、初めてのデザイナー職で受け入れられるのか不安もありましたが、社内でも私と同じ異業種へのジョブチェンジを実践している方も数多くいます。 ピクシブでは会社全体で、メンバー個々人のキャリアチャレンジを応援する文化があります。自分次第でキャリアが切り開けると実感しているので、これからもチャレンジ精神で、色々なことを頑張っていきたいです!
penpen: ピクシブでは役職や上下関係などを気にせず、社内のみんなが仲良く仕事できる環境があると思います。 そのため他部署との連携がスムーズで、意見交換が建設的に行えるのはありがたいです。
自分の仕事を通じて、「創作活動を、もっと楽しくする。」というミッションをユーザーに届けられる実感があり、それがとても嬉しいです!
omochiankさんのおっしゃるように楽しんで仕事しながら、新しいことにも挑戦させてくれ、応援してくれることはピクシブならではと感じます。
以上、デザインマネジメントチームの新加入メンバー2名でお送りいたしました。
これからも、私たちは、より本質的な課題や伝えるべき価値に向き合い、よりクリエイターの皆さまが輝ける未来を、デザインのちからで実現するために全力で挑んでいきます。