クリエイターと「夢」を叶えたい！新卒1年目の企画実現

こんにちは！2023年4月にビジネス職で新卒入社したrikoriと申します。

2022年2月頃内定をいただいてから約1年間の内定者アルバイトと仮配属を経て、現在はクリエイターリレーション室というチームで働いています。

ピクシブに入社を決めた理由

企業理念に強く共感した部分が非常に大きかったです。私自身、幼い頃から創作活動に強い憧れを抱いており、中学生の頃からイラストを描いてスタンプを自作したり、自分の歌唱動画を制作し投稿したりしていました。その中で目の当たりにしたのが想いを込めて作ったものを、人に見ていただき、評価していただくことの難しさでした。

そんな経験をした私だからこそ、創作活動をもっと楽しみたいクリエイターの皆さまに貢献できる部分があるのではないか、力になりたい！と強く思い、入社を決めました。

新卒1年目での企画実現とスキルアップ

所属するクリエイターリレーション室ではキャリアに関係なく、「クリエイターへの『憧れ』が加速する世界になる」というビジョンに沿った企画を個人が検討・提案し、実現を目指すことができる環境が整っています。
（クリエイターリレーション室について：https://inside.pixiv.blog/2023/02/20/110000）

私がクリエイターリレーション室で内定者アルバイトとして仕事を始めたのは大学生の時でしたが、当時から0～企画を考え提案する機会をいただき、社内メンバー・上司のフィードバックを経て、新卒1年目の期間中に実現を果たすことができました。

企画から広がる創作と憧れ

クリエイターの「夢」「やりたいこと」をビジネス化し実現する、というチームの方針に沿って、クリエイターがやりたいこととして挙げてくださっていた「映像制作」と私自身の得意分野である「音楽」をかけ合わせた企画を考案しました。音楽クリエイター・R Sound Designさんに描き下ろしていただいた新規楽曲のミュージックビデオをイラストレーター・逢編いあむさんに制作いただき、楽曲のイメージ小説を募集する小説コンテストを実施しました。そして小説コンテストの受賞作品を収録した作品集を制作・販売しました。 www.youtube.com

小説コンテストページ： www.pixiv.net

作品集の販売ページ（6月末まで販売しております！興味のある方は是非覗いてみてください！）： pixiv.booth.pm

本企画では「イラスト」と「音楽」をかけ合わせて生み出したミュージックビデオにより、大きな露出の機会を創出することができました。イラストレーターだけでなく、音楽クリエイター、小説執筆者など、1つの創作物から派生して多くの創作・憧れを生み出し、作品を露出する場を作ることができたことに感動を覚えました。動画のコメント欄やSNS、作品集を販売したリアルイベントなどでは沢山の前向きなコメントをいただき、チームのビジョンに向かっていく感覚を肌で感じることができました。そして自分自身が仕事をしていく上で、そこにやりがいを感じるということを改めて認識することができました。

また、自ら考案した企画によって、幼い頃から憧れ、強い興味を抱いていた「音楽」に関わる業務経験を積むことができたことが大変嬉しく、胸がいっぱいになりました。

企画実現によるスキルアップ

企画提案から実現を目指す過程で、当初は右も左もわからず難航する時も多々ありましたが、社内メンバーの手厚く温かいサポートと、クリエイターのことがとにかく大好きで心の底から尊敬しているという強い気持ちに支えられ、本企画の実現を自分自身の成長の大きな第一歩とすることができました。

自分に不足する知識や考え方は非常に多くあり、上司からのアドバイスや社内マニュアルなどを参考に実際に手を動かすことで、多くのスキルを着実に身につけることができた実感があります。その中で、特に重要だった、そしてこれからもっと身につけていきたいと感じるスキルは「本音を汲み取る力」です。

これは非常に広義で、対クリエイター、対ステークホルダー、対社内メンバーなど様々な相手に対して、様々なスキルに細分化されると考えています。例えば、クリエイターと共に「夢」を叶えるためにはまずは本音を開示いただくためのコミュニケーションや関係値が必要になり、それをプロジェクト化していく過程では、対クリエイターは勿論、対ステークホルダー含め関わる皆さんの内心を汲み取り、やりたい！と感じる魅力を作る必要があります。

本企画においても実現を目指すためには、社内外たくさんの方々のご協力が必要不可欠であったため、互いのメリットや立場、求める事など様々な観点を踏まえ、気持ちが揃うことでようやく企画が実現できることを知り、その難しさを痛感しました。これから様々な経験を積んでいく中で、より精度の高い能力を身につけていきたいです。

本企画での経験をはじめ、スキルアップしていく自分を実感しながら「クリエイターへの『憧れ』が加速する世界」を目指して、現在も様々なプロジェクト進行に奮闘しています。