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RejectKaigi 2019を開催しました

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2019.4.16
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コンテンツ事業部の丸山(@alitaso)です。福岡で開催されるRubyKaigi 2019のOfficial Pre Eventとして、RejectKaigi 2019を4月12日(金)に開催しました。主催・会場はRubyKaigi 2019 Silver Sponsorである弊社ピクシブが務めました。本記事ではその開催レポートをお送りします。

RejectKaigiとは

RubyKaigi 2019にCFPを提出したものの、惜しくもAcceptされなかった方などに登壇してもらい、Rubyに関する発表をしていただくイベントです。今回はRubyKaigiのローカルオーガナイザーであるFukuoka.rbと共同でイベントを開催しました。また、東京会場としてピクシブの東京オフィス、福岡会場としてGMOペパボさんの福岡オフィスを提供頂き、相互に中継する試みも行いました。

本イベントで発表された2つのメインセッション、RubyKaigi 2019タイムテーブル徹底解説、6つのLTの内容について紹介します。

OCI-compatible haconiwa ─ hurdles and advantages ─ もしくはOCI interefaceを持つRuby processについて @yu_suke1994

mrubyを組み込んだLinuxランタイムコンテナであるhaconiwaのCRI/OCI対応の展望について語っていただきました。「Rejectされた敗因は実装がなかったこと。来年は実装をもってRubyKaigiに参加する」という決意の言葉もあり大変盛り上がりました。

Agyoh and Umgyo Assume Controll of a Mobile Device @jimlock

発表内容は会場にいた方だけの秘密ということでした。発表内容が気になる!という方はぜひRubyKaigiで@jimlockさんに話しかけてみてください。

RubyKaigi 2019タイムテーブル徹底解説 @a_matsuda & @takahashim

RubyKaigiは3日間開催、しかも4つのセッションが同時に発表されるマルチトラックとなっておりどの発表を見に行こうか決めあぐねている方も多いのではないでしょうか。本トークは@a_matsudaさんと@takahashimさんのお二人にRubyKaigi全セッションの見どころを解説してもらう怒涛の40分でした。RejectKaigiの参加者の中に登壇者の方がいた場合はその方に直接見どころを説明してもらう場面もあり、大変豪華なコンテンツでした。

mruby with Visual Programming App -Springin' + mruby- @kskktk

ビジュアルプログラミングアプリSpringin'とmrubyを組み合わせたプロダクトの例をデモを交えながら紹介していました。ビジュアルプログラミングとふつうのプログラミングの架け橋となりそうです。デモの様子はYouTubeにも上がっていますのでぜひご覧ください。

Rails 6 MySQLのutf8mb4対応とは何であって何ではないのか @yahonda

Rails 6におけるMySQLのutf8mb4対応する際の、key prefix length問題とcollation問題について取り上げています。これらの問題に対してActiveRecordがどう対処したのかを実際のGitHub Issueの様子を交えながら解説してくださいました。

EnumerableをRubyで再実装してみる @okuramasafumi

RejectKaigiということで Enumerable#reject をRubyで再実装する様子をライブコーディングしてくださいました。このようなRubyでRubyを実装する試みに興味のある方はLT中でも言及があったRubiniusを見てみるとよさそうですね。

just_all_the_same': A gem accelerate Array#all? inquiry @uproad3

Array#all? を高速化するためのgem、just_all_the_sameの話です。 Array#all? が遅いのはJITが効かないためであると考察し、またmemcmpを使って更に高速化できる実装例は興味深かったです。

JavaScript-Free Soft-Realtime Browsing @niku_name

Rubyを使ってブラウザとリアルタイムに通信可能なerbを生成するツール、LiveErbを作ってみたという話です。ElixirのWebフレームワークPhoenixFrameworkのLiveTextからインスパイアされたアイディアのようで、スクリプトを動かすデモでは会場から拍手が起きていました。

Ruby on AWS Lambda @sh_ngsw

Ruby on AWS Lambdaでsinatraアプリを作成する際にハマったポイントに関する話です。実際のアプリはRubyKaigiのブースで試せるようなので楽しみですね。

おわりに

Rejectされた内容を発表することに加えて、RejectKaigi駆動で発表内容を用意した方もいらしたようで、RubyKaigi 2019会期直前の盛り上げとともにアウトプットの良い機会にもなったかと思います。

またRubyKaigi 2019本編には弊社から末吉(@sue445) が「Best practices in web API client development」というタイトルで登壇します。他にもRubyコミッターの中村(@usa)をはじめ、社内のRubyエンジニアが多数RubyKaigiに参加予定です。 是非声をかけてみてください。

それではみなさん、また福岡でお会いしましょう。

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