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エンジニア方針討論会の取り組み

はじめましての方ははじめまして。ピクシブで Scala エンジニアをしている Javakky です。

今回は、弊チームで行なっているエンジニアの意思決定・相談会の取り組みについて紹介していこうと思います。

実装・設計・方針討論会

今年の2月からチーム内ではじめた取り組みとして、エンジニア全体への共有事項や意思決定を行う討論会を週1で行なっています。

この会でよく話されるトピックとしては、

  • 開発体験向上のためのツール導入
  • プロダクトの設計方針・コーディング規約の提案
  • 特定エラーに対する対応方針

などがあります。

実際に、僕がこれまで記事化したツール導入プロジェクトのいくつかは、ここで提案されたものになります!

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討論会をはじめたばかりの頃は「きっと4~5週もすれば話題がなくなっていくだろう」と思われており「空いた時間は読書会でもしようか」と話していました。しかし、実際に会が開かれてみるとみると話したい話題が沢山あり、半年以上毎週トピックが用意されています。

セキュア・バイ・デザイン読書会

チーム内のエンジニアで、セキュア・バイ・デザインという書籍の輪読会も行なっています。

毎週必ず参加するメンバー3人の交代制で事前に知見になりそうな箇所を Notion に要約するスタイルで、当日は要約内容の読み合わせと、実際に今扱っているプロダクトにどう活かせそうかの議論を行なっています。

実装・設計・方針討論会では「今直面している課題」ベースで議論をするのに対し、読書会では「既にある理論」を元に改善案を議論できるので、差別化がしっかりできているなと感じています。

おわりに

チーム目標やビジネス要件を満たすためのプロジェクト、開発ももちろん重要ではありますが、技術的な改善案や責務の見直しなどをする機会としてエンジニア討論会は非常に有用だなと感じています。

ぜひ週に30分だけでもチームで試してみてはいかがでしょうか?

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javakky
決済周りの改善を中心に働いている2021年入社エンジニア。その名の通りJavaが好きなことで有名(?)で、最近はScalaを使える部署へ入ったらしい。