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ピクシブのプロダクトづくりにかける想いと取り組みを伝える 「PIXIV DEV MEETUP 2024」開催レポート

こんにちは、CTOのharukasanです。先月の2024年9月20日、完全招待制のミートアップであるPIXIV DEV MEETUP 2024を開催しました。昨年に引き続き多くの方にご来場いただくことができ、参加いただいた皆さまに感謝を申し上げます。この記事では、私たちがミートアップを開催する理由と、当日の様子についてご紹介します。

PIXIV DEV MEETUP 2024 とは

PIXIV DEV MEETUP 2024はピクシブのメンバーが普段お世話になっている方やお話したい方をゲストとしてご招待し、ピクシブのミッションやビジョン、普段の活動や思いを伝え、ゲストと交流することを目的とした完全招待制のカンファレンスです。今回は381名のゲストの方におこしいただき、ピクシブメンバーは登壇した42名を含め、約140名が参加しました。

企業のカンファレンスと言うと、一般には社外への情報発信が目的になることが多いと思います。確かに社外発信はミートアップがもつ機能のひとつですが、それが全てではありません。一人一人のメンバーがピクシブの取り組みについて発信する、そして日々の活動やその想いが伝わることで、そこから新たな取り組みに繋がる。それらの発信を通じてピクシブメンバーが成長し、ピクシブがより強くなっていく、そのためのエンジンを生み出すことが本ミートアップの目的です。ピクシブメンバーとゲストが出会い、想いと技術が繋がる場所となり、そこから次の何かが生まれていくことを目指しています。

PIXIV DEV MEETUP 2024のビジョン: ピクシブのプロダクトづくりを広く、深く、鮮明に。

昨年のPIXIV MEETUP 2023では、私たちが再定義したピクシブのミッション、ビジョン、バリュー、そして、それを実現していくためのピクシブの取り組みについて紹介させていただきました。さまざまな取り組みについてお話させていただいた一方で、それだけでは伝えきれないたくさんの想いがあることも自覚しました。

今年のPIXIV DEV MEETUP 2024は、タイトルに development を意味する”DEV”を冠しているとおり、チームやメンバーそれぞれの取り組みによりフォーカスし細部を伝えることで、私たちのミッション、ビジョン、そしてバリューについて参加者の方々と共有できる場所となることを目指しました。

オープニングセッション

オープニングセッションでは、私たちのミッション、ビジョン、バリューについて改めてご紹介させていただきました。

「感動と衝動を、次の何かへ。」がピクシブが掲げるビジョンですが、私たちが目指している世界、その全てを伝えることは簡単なことではありません。一方でこのビジョンを実現するために日々どのような開発を行っているのか、実際に取り組んでいる個人の目線からお話しすることで、「今何をしているのか」「なぜそう考えたのか」「それはどのように実現していくのか」といった高い解像度で説明することができます。

今回のミートアップを通じて、より深い部分で理解が生まれ、新たな取り組みに繋がる、そういったシナジーがいくつも生まれていくことを期待しています。

さまざまな切り口でプロダクトについて語るセッション

ピクシブメンバーがプロダクトについて語るセッションを2つのステージで開催しました。

実業務を担当しているメンバー10名によるメインセッションでは、技術、プロダクトマネジメント、デザインなど様々な側面から各取り組みの細部が語られ、企業ビジョン「感動と衝動を、次の何かへ。」への想いをゲストと共有しました。

総勢24名によるLT(ライトニングトーク)セッションでは、今年入社した新卒メンバーも含む幅広いメンバーが登壇し、ピクシブで行っているさまざまな活動について、各5分というコンパクトな時間でご紹介しました。テンポ良く次々に展開される発表に、ゲストの皆さまも温かい拍手や、「応援用」に受付で配布された光るブレスレットをふって聴いてくださいました。

各サービスの取り組みと想いを語るキーノート

セッションのラストを締めくくるキーノートでは、私たちが大切にしているミッション「創作活動を、もっと楽しくする。」を実現するため、日々さまざまな事に取り組んでいるプロダクトの代表メンバー8名が登壇しました。これまでの振り返りから、今現在の課題や取り組み、そして目指す未来について、約1時間にわたりリレー形式で発表しました。

キーノートについての記事も後日公開予定ですので、そちらも楽しみにお待ちください。

ゲストと社員の交流コンテンツ

ピクシブの文化に触れる廊下ブース ピクシブのプロダクトを詳しく知ることができる展示や、ピクシブ社員の日常や文化を垣間見ることができる展示など、計11のブースを用意しました。

今年リリースした「Pastela」や「pixivcoban」の紹介ブース、24新卒メンバーが発案したキャラクター「新卒たん」の活動を紹介するブースなど、さまざまなブースを通して、ピクシブらしさを感じることができる空間となっていました。

「Ask the Speaker」

各セッション後に登壇者と直接話せるブース「Ask the Speaker」を今年も用意しました。セッションの感想や内容への質問などがゲストから直接寄せられ、各登壇者と熱心に会話を繰り広げていました。

さまざまな体験を楽しめる縁日コーナー

会場の一角で展開された「ピクシブ縁日」では、縁日という名前のとおりワクワクするような創作体験やゲームを用意しました。オリジナルうちわや缶バッジ制作体験、ガチャガチャや射的に挑戦し、思い思いに交流を満喫していただきました。 また、タイピングゲーム「寿司打」のスコアを競うコーナーは、本物の回転寿司レーンを活用したインパクトある演出で賑わっていました。

AFTER PARTY

全ての発表が終わった後は、AFTER PARTYがスタート!食事やドリンクが提供される中、ゲストと懇親を深めました。ポーカー好きのピクシブメンバーが企画したポーカー体験会や、ピクシブメンバーお薦めのお酒を振る舞うバーカウンターなども展開され、会場を賑やかに彩りました。

また、イラストレーター萩森じあさんとDJ・VJがコラボレーションしたドローイングセッションも開催され、映像と音楽、イラストの融合という新しい体験に会場は一体となって盛り上がりました。

今後は、PIXIV DEV MEETUP 2024の各コンテンツをさらに掘り下げてお伝えします。 発表内容から舞台裏まで、さまざまな形で記事を載せていきますのでお楽しみに!

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harukasan
1988年生まれ。久留米高専、九州工業大学を経て、筑波大学大学院システム情報工学研究科博士前期課程修了。2012年ピクシブ株式会社に入社。インフラチームとして画像配信、ログ解析基盤などを担当。現在はCTOを務める。