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2019年夏、pixivは「Japan Expo(パリ)」と「台湾漫画博覧会」に出展しました!

こんにちは!価値向上チームプランナーのaikoです。 pixivは今夏「サマーウォーズ」10周年企画の一環として「スタジオ地図」さんと共同で2つの海外イベントへ出展しました。 今回はその様子をお伝えします!

「サマーウォーズ」10周年を記念したコラボ

「スタジオ地図」とは2011年に細田守監督作品の制作拠点として設立したアニメーション映画制作会社です。 「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」「未来のミライ」など、一度は見聞きしたことがある作品ばかりですね。

「サマーウォーズ」が2019年8月に10周年を迎えることを記念して、pixivと共同で下記2つのコラボ企画を実施することになりました。

①イラストコンテスト
②スマホアプリ「VRoidモバイル」コラボ

上記Web上の施策にプラスして、リアルの場でもコラボを盛り上げるために海外へのブース出展を行いました。

フランス「Japan Expo」出展

「Japan Expo」は日本文化の総合博覧会です。
漫画・アニメ・ゲーム・音楽などのサブカルチャーから武道や料理などの伝統文化を含む日本のさまざまな文化を紹介するブースが出展し、イベント・展示・物販などを行っています。期間中の来場者が20万人を超える、ヨーロッパ圏で一番大きな日本ファン向けのイベントです。
2019年は7月4日(木)~7日(日)の4日間開催されました。

▼「Saiko!Japan」エリアに出展した「SUMMER WARS 10th UP DATE w/pixiv」ブース

ブースではサマーウォーズ10周年記念ビジュアルやpixivで開催した「スタジオ地図」イラストコンテスト受賞作品を展示しました。
美麗な作品群をご覧になり、記念に撮影をされる方が多かったです。

90インチ以上ある大きなモニタではpixiv検索体験を実施。
「キングカズマ」など「スタジオ地図」作品に登場するキャラクターなどを検索いただき、pixivでは好きなキャラクターのファンアートがたくさん閲覧できることを知ってもらいました。

ブース中央には絵馬お絵描きエリアを設置しました。
こちらは好きなイラストやテキストを描いていただき、ブースに展示するというもの。
小さなお子さまにも大人気で、開場1、2時間程度で準備数が終了してしまうという事態に。せっかくなので絵馬裏面も使ってお絵描きをしていただき、4日間で500枚(両面で1,000絵柄)にお絵描きをしていただきました。

ブースにお越しいただいた方のなかには「将来スタジオ地図でアニメーターとして働きたい」という熱量の高いファンもお越しくださり、時間をかけて丁寧に絵馬を描いてくださいました。
日本から遠く離れた国でそういった夢を持つ方のお話を直接聞けるのも、リアルイベントの醍醐味ですね。

また、ブースではスタジオ地図作品のビジュアルがプリントされたオリジナルデザインの「クリアファイル」と期間限定でpixivプレミアム会員になれるシリアルコード付きのオリジナル「ステッカー」も配布していました!

日本のイベントだとノベルティをもらってすぐ他ブースに移動される方が多い印象ですが、JAPAN EXPOはノベルティをきっかけにブースの概要について質問してくださったりpixivについて質問してくださる方が多かったです。

ブース奥では「VRoid」と「SUMMER WARS OZ on VRoid powered by pixiv」の紹介動画を放映していました。
「SUMMER WARS OZ on VRoid powered by pixiv」は、スマホアプリ「VRoidモバイル」と「サマーウォーズ」のコラボ企画で、自身の作った3Dアバターで「サマーウォーズ」内に登場するバーチャル空間「OZ」内を自由に動き回って遊べるものです。

「JAPAN EXPO」のタイミングはリリース前だったのでOZコラボ企画で実際に遊ぶことは出来なかったのですが、JAPAN EXPO初日に公開となった紹介動画を観るためだけにブースにお越しいただいた方もいました。

また、「自分の3Dモデルを作ってみたい!」という方が予想以上に多く、皆さま熱心にスタッフからの説明を聞いてくださいました。


台湾「台湾漫画博覧会」出展

フランス「Japan Expo」の後は台湾のイベントに出展しました。
台湾漫画博覧会はアジア最大規模のアニメ・マンガ系イベントです。
今年は20周年ということもあり、アニメ・マンガの他にもゲームやWebサービスエリアも拡充しており、来場者数が例年より多く、約59万人が来場しました。

「Japan Expo」同様日本企業が多数出展し、展示・物販を行っています。
2019年は8月1日(木)~5日(月)の5日間開催されました。

▼「ICHIBAN JAPAN」エリアに出展した「地圖工作室&pixiv 夏日大作戰10周年合作展」

ブースでは、サマーウォーズ10周年記念ビジュアル、上映当時のポスタービジュアル、10周年記念商品、「スタジオ地図」イラストコンテスト受賞作品を展示しました。

10周年記念ビジュアルと美麗な作品群をご覧になり「懐かしい!」「大好きなアニメ映画だ~」と口にしたり、記念に撮影をされる方が多かったです。展示していた記念商品は台湾トーハンブースで販売していたのですが、好評につき三日目の午前中にすべて完売となりました。

2019年7月にリリースした「VRoid」のアプリ「VRoidモバイル」およびサマーウォーズ10周年コラボ企画「OZ on VRoid」体験コーナーも実施。

手軽にオリジナルの3Dモデルを作成し、「OZ」世界で自由に探検したり、映画に登場したキャラクター、キングカズマやラブマシーンを見つけてツーショットを撮影したりと、体験いただいたたくさんの方々がアプリをダウンロードしてくださいました。

ブース中央の絵馬お絵描きエリアは、フランス「Japan Expo」同様、老若男女問わず大人気でした。 5日間で800枚(+裏面200枚)にお絵描きをしていただきました。

ブース出展に加え、フランス・台湾ともにイベントステージにて「pixivクイズ大会」を実施しました。 「ピクシブたん」をイメージした衣装に身を包んだコスプレイヤーさん司会のもと、来場者さまにpixivやイラストに関連する質問に答えていただきました。
pixivを知らない方にも多数参加いただき、大変賑やかなイベントとなりました。

最後に

フランスではpixivを知らない方も多く、今回のブース出展をきっかけにはじめてpixivに触れたという方も多かったです。 pixivは現状フランス語に対応できないことから、日常的に使っていただくにはまだまだ課題も多いです。

台湾ではVRoidモバイルのリリース後のため、サマーウォーズとのコラボ企画「OZ on VRoid」を実際に体験していただき、遊びをより楽しんてもらえるようなブースでした。 pixivでは180万人を超える台湾ユーザーがいるのですが、普段からpixivを利用いただいているユーザーの方からも会場で生の声を聞かせていただきました。

今後もpixivは世界中の創作文化に触れる方々にとってより身近なサービスとして使っていただけるよう積極的にさまざまな施策を行っていきたいと思います。

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aiko
2017年にピクシブへ中途入社。 前職ではキャラクターライセンスの営業・企画の業務に従事。 現在は価値向上チームにてイベント・コラボ企画などの仕事を担当。