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メンバー個人の成長とコミュニティ貢献のために作られた支援制度を紹介します

みなさまこんにちは、プロダクト開発ギルド長 bashです。この組織ではプロダクト開発運用を中心に「猛者が猛者を呼ぶ・猛者が猛者を磨き上げる"しくみ"をつくる」をテーマに、もっぱら開発を担う職や役割(プロダクトマネージャー、プロダクトデザイナー、コミュニティーマネージャー、エンジニア)の事業横断職能組織、開発サイクル改善活動、Developer Relationsの各部署を管轄しています。お見知りおきのほどよろしくお願いします。

さて、ピクシブ株式会社では社員のコミュニティ活動を推奨しています。各種技術ごとのテックコミュニティーをはじめ、様々なドメインで有志がコミュニティという形で勉強会やカンファレンスを開催して会社や組織をまたいで知の交流が行われており、その上に業務活動が成り立っているといっても過言ではありません。

以前こちらの記事で制度を紹介しましたが、よりシンプルな仕組みへとアップデートしましたので、本日はその最新の制度の詳細についてご紹介いたします。

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ガイドライン内容

以下のようにシンプルなガイドラインを用意し、日常的に参加できるようにしています。

  • 業務参加
  • 参加費(含む懇親会・交通費)
  • 出張費

具体的にはこの通りです。

ガイドライン

登壇やカンファレンス運営コアスタッフを務めるなどの特別な機会のみならず、一般参加や当日ヘルパースタッフといった形態での参加も対象です。これはコミュニティに踏み込むためのハードルを下げることで、そうした参加による知見を本人が得られることが期待できるほか、将来の登壇者や運営者を増やすことにも繋がると考えているためです。

ガイドラインの使い方

対象はピクシブ正社員・契約社員のメンバー全員です。業務・研鑽・発信すべてを自らの裁量で高い水準で行うことができるものとして、参加対象・回数・頻度などといった細かい制限は設けていません。

またこのガイドラインとセットで、オフィスを利用したコミュニティイベント開催も、オフィス利用ガイドラインに基づいてメンバー裁量で行うことができます。

利用申請

このガイドライン利用にあたって申請は不要としています。「たまたま開催を知ったので今晩行ってきます」といった機動的な参加を可能にするためです。

事後報告

事後にどこに行ったか・どの程度の費用がかかったなど数項目を利用届出として出したのち立替精算するだけというシンプルな構成です。

レポートや社内共有は必須項目にはしていませんが、ぜひ知見・経験を持ち帰って共有したり活用してもらえるとうれしいなとは思っています。

利用状況

コミュニティー内の活発なエンジニアを中心に、職種を問わず、毎月5件〜10件程度コンスタントに活用していただいています。わたし自身も、このガイドラインを活用して気持ちよくコミュニティーイベント参加やカンファレンスの当日スタッフ稼働を行い、社内だけでは得られない知識や経験を得ることができています。


最後に

ピクシブのメンバーはこうした社内制度を利用して、社内だけでなく社外からも新たな知見を得たり、コミュニティへの貢献を行っています。

登壇機会についても、弊社でも開催しているような自社カンファレンスやコミュニティーのカンファレンスなど、大きな場が日本で年間100件というペースで開催されています。

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そうした特別な機会とあわせて、コミュニティー活動もそれぞれのペースで楽しんでもらえるといいなと思っています。

bash
経営企画本部経営企画補佐 兼 プロダクト開発ギルド ギルド長。 2013年に広告配信エンジニアとして入社以後、開発マネージャ、関連会社CTO、VPoE、コーポレートIT、Engineering Office立ち上げと、支える活動をひたすら切り拓く挑戦を繰り返してきた。 現在は、solver & right handの経営企画分野スタッフ業と、全社横断でのプロダクトマネージャー・コミュニティーマネージャー・プロダクトデザイナー・エンジニアからなる開発全体を強化する職能組織を束ねている。 プライベートでは #RubyMuscleMixin ハッシュタグで健康のためのウェイトトレーニングに日々取り組んでいる。 個人の公式FANBOX https://bash0c7official.fanbox.cc/