ピクシブの技術と文化を伝える「PIXIV MEETUP 2023」開催レポート

こんにちは、CTOのharukasanです。2023年9月29日、ピクシブでは3年ぶりのオンサイトカンファレンスとなるPIXIV MEETUP 2023を開催しました。ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございます。
このミートアップでは、単にサービス紹介や技術的知見を一方的に共有するだけではなく、参加者の皆さんとたくさんのコミュニケーションをとり、そこから新しい何かが生まれることを重視しました。各ピクシブメンバーがそれぞれのゲストをアテンドし、会場でたくさんお話をさせていただくことができました。当日の模様やセッション内容については、この記事をはじめとして今後さまざまな形でご紹介していきますので、そちらもぜひお楽しみください。

PIXIV MEETUP2023のビジョン

「創作活動を、もっと楽しくする。その想いと技術がつながる場所。」

本ミートアップは、ピクシブが掲げる「創作活動を、もっと楽しくする。」という企業ミッションに取り組むため、ピクシブメンバーそれぞれが日々取り組んでいる仕事への想いや、そこで利用している技術について共有する場として開催しました。
150人のピクシブメンバーが参加し、登壇者は30人以上、25以上のセッションを実施しました。
ゲストの数も320名以上と、ピクシブがこれまで開催してきた中で最大規模のカンファレンスとなりました。会場はメインステージエリアとサブステージエリアの二つの空間で構成され、それぞれコンテンツを用意しました。

オープニングセッション

ミートアップのスタートはオープニングセッションとして、私からPIXIV MEETUPをなぜ開催するのか、これまでのピクシブの成長について触れながら紹介しました。

私たちがPIXIV MEETUPというタイトルでカンファレンスを開催するのはこれがはじめてではありません。pixivがサービス10周年を迎えた2017年にPIXIV MEETUPという名前のイベントというイベントを行いました。2017年のPIXIV MEETUPは10年を振り返り、日々どのようなことを考えて、どのようにチャレンジしてきたかをみなさまにお伝えする、というイベントでした。

ピクシブ株式会社では今年、ミッション・ビジョン・バリューを刷新しました。私が入社してから11年になりますが、私たちが取り組むべきことは、単なる「創作活動の場所」を提供するだけに留まらなくなっています。創作活動の楽しさを加速させ、拡げ、未来につなげていくため、そのために私たちにできることはなにか。今回のミートアップは、ピクシブメンバーが招待させて頂いたゲストのみなさんと、その次のなにかを一緒に考える場所としてコンセプトを定めました。結果会場ではたくさんの交流がうまれ、非常に有意義なイベントになったと思っています。

さまざまな切り口でプロダクトについて語るセッション

ピクシブメンバーがプロダクトについてさまざまな視点で語るセッションを2つのステージで開催しました。
今回のミートアップはエンジニア主体の技術的知見の共有に限定せず、ピクシブの全てを共有できるように、プロダクトマネージャーや、プロダクトデザイナーなどさまざまなメンバーによるセッションを用意しました。開発面の情報のみでなく、プロダクトに関わる多様なメンバーが何を考えてどのような取り組みを行ってきたか、幅広い職種の方に共有できる場を目指しました。
サブステージではLTセッションが開催。LTとは、ライトニングトークの略で、5分間でプロダクトへの熱い想いや考えを語ります。今年入社した新しいメンバーから、プロジェクトオーナーまで多種多様なメンバーが登壇し、ゲストの皆さまも熱い視線を送りながら聴いてくださっていました。

今後のピクシブの成長について語るKeynote

Keynoteではピクシブでさまざまな領域で取り組んでいる各メンバーが登壇し、ピクシブが今後10年、20年持続的に成長するために、今、そしてこれからのピクシブが取り組む技術的課題についてご紹介しました。ひとつのプラットフォームとして成長し続けるために、さまざまな問題に取り組んでいるピクシブメンバーが現在の課題、目指すべき将来について語りました。