こんにちは、imaima です。
2025年7月4日に開催されたイベント「Data Modeling Night -『今』だからできる理論の実践事例 -」に登壇しました。本記事では、イベントの模様と、登壇を終えての感想をお届けしたいと思います。
「Data Modeling Night」とは?
データ利活用が企業にとって不可欠となった現代、次に直面するのは「利活用のためのデータをどのように整備すべきか?」という課題です。そんな中、名著『Agile Data Warehouse Design』の邦訳版として2024年に発刊された『アジャイルデータモデリング 組織にデータ分析を広めるためのテーブル設計ガイド』が注目を集めていました。
今回ピクシブが開催した「Data Modeling Night -『今』だからできる理論の実践事例 -」は、この書籍のエッセンスを起点としながら、クラウド時代に即した実践的なデータモデリングの知見を共有し、学び合う場を作りたいという思いから企画されました。
当日は4社から合計6名が登壇し、
- クラウド技術を活用した新しいアプローチ
- データ活用の現場で直面するリアルな課題と、その解決策
- それぞれの組織構造や文化に応じたデータモデリングの工夫
など、2025年の「今」だからこそ語れる、技術の発展に合わせたリアルな事例や思いが語られる場となりました。
「データモデリング」というテーマへの高い注目度
今回のイベントは、connpass を通じてオンライン・オフラインあわせて445人もの皆様に参加を希望いただき、データモデリングというテーマへの関心の高さをあらためて感じました。また、第一線で活躍されている皆様と共に登壇できたことを、たいへん光栄に思います。
私は福岡からリモートでの登壇でしたが、画面越しにも、会場の皆様が非常に熱心に耳を傾けている様子やメモを取る様子が見え熱意を感じることができました。さらに現地の同僚からは、当日の東京は悪天候だったにも関わらず会場には多くの方が足を運んでくださり、本編終了後も会場の熱気は冷めず活発な質疑応答や交流が続いていたと聞き、イベント全体の熱意に触れることができて大きなエネルギーをいただきました。
私たちの発表について
今回、弊社からは私 imaima と ucchi- の2名で登壇し、「教育事業におけるアジャイルなデータ基盤構築」というテーマでお話しさせていただきました。
当日の発表資料は以下で公開しています。ご興味のある方はぜひご覧ください!
▼発表資料 speakerdeck.com
イベントが終わってみての感想
イベント全体を通して、あらためてデータモデリングの重要性と奥深さを再認識しました。
各社がそれぞれの事業領域で、どのような課題に直面し、それをいかにしてモデルに落とし込んでいるのか。そのアプローチの違いと根底にある思想に触れることができ、非常に刺激的で有意義な時間でした。
参加者の皆様からも、
「各社のデータモデリングの工夫、現場のリアルな実践例をたくさん聞けた」
「大きい領域に手を入れている事例から小さく始める事例まで幅広い話に触れられた」
といった温かい声を多数いただきました。
このようなフィードバックをいただき、同じ場で学んだ多くの方々が同様の思いを感じてくださったことを嬉しく思います。
また、今回の自分自身の登壇は、プロジェクトを進める上で取り組んだ実践事例を客観的に振り返り、言語化する絶好の機会となりました。これまで現場で行っていた工夫や思考のプロセスを、発表という形で整理することで、自分たちの取り組みの意義を再確認できただけでなく、今後のプロジェクトに取り組む上でも活かせるアプローチも見出すことができました。
最後に
「Data Modeling Night -『今』だからできる理論の実践事例 -」は、データモデリングの重要性と奥深さを再認識させてくれる、すばらしいイベントでした。今後も、今回のような社外へのアウトプットを継続し、コミュニティと共に学びを深めていきたいと思います。
最後になりますが、このような貴重な場を設けてくださったイベント関係者の皆様、そしてご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました!
