こんにちは、"猛者が猛者を呼ぶ・猛者が猛者を磨き上げる「しくみ」を作る"事業横断組織 プロダクト開発ギルド長のbashです。
さて、2025年11月29日(土)に中高生Rubyプログラミングコンテスト2025の最終審査会が、三鷹産業プラザで開催されました。

ピクシブは本コンテストに Gold スポンサーとして協賛しており、執行役員CTOのharukasanがスポンサー審査員、当コンテストの過去回pixiv賞受賞者の25新卒エンジニアkijiharuがスポンサーセッションを務めたほか、社内Rubyistのalitaso、joyが現地観覧、わたしbashはコンテスト運営という陣容で参加しました。
今年のピクシブ賞
昨年・一昨年に続き、今年もスポンサー賞を提供いたしました。
ピクシブ賞として選出したのは奥野真那さんの作品「Awardify」です。おめでとうございます!

以下、CTOのharukasanからのコメントです。
昨今のプログラミングコンテストではLLMを活用したものを多く見かけるようになりました。一方で、単にLLMのAPIを呼び出すだけではプロダクトとしての差別化が難しく、プロダクトに組み入れるのは意外と難しいもののひとつだと感じています。
そのなかでAwardifyは、中高生の生活における苦悩を「賞状」というメタファーを使って解決しようとする着眼点が非常に独創的でした。単に賞状として出力するだけではなく、過去を振り返るコレクタブルなアイテムとして体験が設計されており、、そのために必要な機能が過不足なく実装されている点もすばらしかったです。
ログインをはじめとしたアクセス制御、画像URLを推測されにくいものにするといったWebアプリケーションとしての基礎もしっかりと構築されていました。また、賞状の見た目にこだわり、縦書きテキストをレンダリングすることにチャレンジされていた点は、おなじく縦書きのテキストを扱うサービスを運営している身として、非常に共感を覚えるポイントでした。縦書きの組版は技術的に奥深い分野ですので、興味があればぜひ、より高品質なレンダリングにも挑戦してほしいと思います。
改めて、奥野さんの今後の成長と活躍を心より楽しみにしています。この度はピクシブ賞の受賞、本当におめでとうございます。
また副賞として「書籍詰め合わせ」をお贈りしました。今後の成長の礎のひとつになるとうれしいです。
その他スポンサー活動
今年もスポンサー賞の贈呈とあわせて、全応募者の皆様に向けて大会ノベルティを提供し、一昨年のタオルマフラー、昨年のレザーマルチケースに続いて、今年は折り畳み傘をチョイスしました。
日常的に使ってもらえるとうれしいです。
最後に
ピクシブはこれからも Ruby の普及活動を応援します。またコミュニティを盛り上げながら Ruby でプロダクトを作る仲間も募集しています。
ピクシブでの就業に興味をお持ちの方は、下記ページよりエントリーをお待ちしております。
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ピクシブとこのコンテストとのご縁については過去inside記事をご参照ください
