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新卒採用に向けて準備すべきことは?エンジニア採用推進チームにリアルな声を聞いてみた

こんにちは!ピクシブの新卒採用担当です。

ピクシブのエンジニア新卒採用には毎年多くのご応募をいただいています。ピクシブに興味を持っていただき本当に嬉しいです。ありがとうございます。

そんな中で、学生の皆さんから「選考に向けて何を準備すればいいかわからない」「書類ではどこを見られているの?」といった不安の声を耳にすることがあります。

そこで今回は、エンジニア採用推進チームの3名に、「採用で大切にしている価値観」や「選考に向けて準備しておくと良いこと」について、座談会形式でざっくばらんに語ってもらいました。

ピクシブに興味があるけれど一歩踏み出せない方、これから選考を受ける予定の方はぜひ最後までご覧ください!

👥 参加者プロフィール

makun:エンジニア採用推進チーム、Androidアプリエンジニア

tadsan:エンジニア採用推進チーム、Infrastructure Unit所属 PHPer

kuma:エンジニア採用推進チーム、バックエンドエンジニア

まずは単刀直入に、皆さんが選考でどのような点を重視しているのか教えてください

kuma:面接も含めて、「素直さ」はすごく大切にしています。ここで言う素直さとは、何でも言うことを聞くという意味ではなく、「ごまかさずに事実を受け止める姿勢」のことです。分からないことは「分からない」と率直に共有し、学べる姿勢がある方はチーム開発でもコミュニケーションが取りやすいと感じます。

makun:チーム開発の経験がある場合は、「私はこの部分を担当しました」と自分の担当範囲を明確に説明できるかどうかもポイントです。ここが曖昧だと、面接で確認に時間がかかってしまうので、書類段階でしっかり書いてもらえると嬉しいです。

tadsan:「成果物」についてもよく見ています。「自分がやりたいことを技術を使って実現できているか」「自発的に技術を使えているか」を評価したいです。

makun:そうですね。なぜそれを作ろうと思ったのかという「動機」や「こだわり」「意図」が見えると、「おっ、話を聞いてみたいな」と惹かれます。もちろん全てが完璧である必要はないですが、細部にその人が大事にしているものが見えると良いですね。

kuma:なるほど。更に「こういうことが書いてあると良いな」というポイントはありますか?

tadsan:難しいと思いますが、LinterやCI、フォーマッター、テストコードの導入、そして「なぜその実装にしたのか(why/why not)」がわかるコメントなどが含まれていると、普段からどれくらいのレベルで開発に向き合っているかが透けて見えて、素晴らしいなと思います。そこまで求めるのは難しいので、このような部分があると更に良いなくらいに思ってもらえれば。

makun:技術的な面以外では、「なぜピクシブなのか?」という志望動機は、選考の中でかなり重視しています。技術力が高くても、そこが具体化されていないとミスマッチが起きやすいので、成果物だけでなく「ピクシブで何を実現したいのか」を言語化できていると良いですね

応募時の成果物やGitHubの提出について、詳しく聞かせてください

kuma:成果物を作ろうと思った理由やこだわったポイントをぜひ知りたいです。 ハッカソンや授業の課題だと「期間内に作ってそのまま」ということもあると思います。もちろん完成させること自体は素晴らしいのですが、細々とでも良いので運用を続けると、「ここが使いにくい」「バグが出た」といった困りごとや改善点が必ず出てきます。その課題に対してどう仕組みを作り、どう解決したかという「運用エピソード」は、実務に直結するため面接でも高く評価されます。

makun:まずはどんな些細な情報でも載せてもらえると良いです。GitHubの見せ方も同様です。リポジトリの数が多ければ良いというわけではないですが、「何もない」と情報がゼロなので評価が難しいです。 最近は生成AIの普及で、コミット数自体は増やせる時代になりましたよね。だからこそ、ただURLを貼るだけでなく、「特にこのリポジトリの、この部分を見てほしい」とハイライトを指定してくれると、私たちとしても意図を汲み取りやすくて助かります。

kuma:もしハッカソンなど複数人で開発したリポジトリを提出する場合は、「私はこの部分を担当しました」という個人の担当範囲を明確に記載しておくこともおすすめです。

tadsan:生成AIを使えば、コード自体も、READMEのひな型も簡単に書けます。だからこそ、書類やREADMEには「開発の背景にある設計思想や、仕様書的な思考プロセス」を自分の言葉でしっかり書いておいてほしいです。「なぜその技術を選んだのか」「どんな課題を解決するために作ったのか」といった目的・意図を、見られる意識を持って記述することが、これからの時代における最大の差別化ポイントになります。

生成AI時代のポートフォリオはどう見ていますか?

kuma:生成AIによる補助で書類をまとめたり、コードを書いたりすること自体は問題ありません。ただ、「生成AIが出力したものに対して本人が責任を持てているか」は重要視しています。

tadsan:生成AIを使うことでコードの見た目は綺麗になりますが、それだけで評価はできません。生成AIが書いたコードであっても、その骨組みを理解し、主体性を持って制作しているかが大事です。

makun:書類を作成する際も、生成AIを使って文章を整えるのはOKですが、必ず読み返して自分の言葉になっているか確認してほしいです。

面接でも「生成AIをどう活用したか」を聞くことはあります。その時に、「生成AIとの役割分担」を自分の言葉で説明できると非常にポジティブですね。あくまで一例ではありますが、「ベースの設計は自分で考え、定型的なコードの出力を生成AIに任せて自らレビューした」のか、「バグが直らない時の壁打ち相手として使った」のか、あるいは「アイデア出しのために使った」のか。

kuma:毎回書類に「こう使いました」と宣言する必要はないです。ただ、READMEに少し工夫として書かれていたり、面接で質問した際に「ツールとしてどうコントロールしているか」を説明できたりすると、その人の技術に対する向き合い方がわかってすごく良いなと思います。

技術スタックが違っても大丈夫ですか?

kuma:ピクシブで扱っている技術領域・技術スタックと、経験してきたものが違っても、応募をあきらめる必要はありません。

makun:例えば「Webアプリケーションの経験はないけれど、Unityでのゲーム開発経験が非常に豊富」というようなケースがあるとします。その場合、Unityという「手段」にこだわっているのか、それとも「ピクシブで実現したいことのために、必要であれば他の手段(技術)も学ぶ姿勢」があるのか。そのポテンシャルと思いの強さが見えれば、技術スタックが違ってもぜひお話を聞いてみたいです。

tadsan:ポテンシャルを見る上で、過去の経験から「どんな失敗をしたか」「そこから何を学んで改善したか」というエピソードはすごく説得力がありますね。理想論ではなく、実体験に基づいたモチベーションは確信が持てます。

makun:ピクシブの採用は、何度でもチャレンジを歓迎しています。例えば、インターンシップはどうしても参加枠の関係でご縁がなかったケースもあります。前回応募いただいた時からの「差分(成長)」や「再挑戦するモチベーション」を大切に見ています。

「学生時代に準備しておくと良いこと」があれば教えてください

tadsan:まずは、「将来何をやりたいのか?」を一度じっくり考えてみてほしいです。のちのち変わっても構わないので、まずは一つの分野(Web、スマートフォンアプリ、インフラなど)に軸足を置いて深く掘り下げてみる経験が大切だと思います。

makun:行動力も大事ですね。インターンシップや企業のイベント、勉強会などに積極的に参加して、色々な人から話を聞く機会を作ってみてください。今の実力に自信がなくても、「まずは応募してみる」「一歩踏み出してみる」ことがキャリアの大きな転換点になります。

kuma:地方の学生さんなどは、「身近にエンジニアリングを語れる仲間が見つかりづらい」と孤独に感じることもあるかもしれません。今はSNSで簡単に情報収集ができるので、能動的に動いている先人を見つけて周囲に相談する姿勢を持てると、一気にブレイクスルーできる可能性がありますよ。

tadsan:もし「まだ成果物がない」という人も、あせる必要はありません。最初は誰でも「何が好きか」わからないものです。まずは自分の趣味に関連するものを、小さくてもいいので「自分一人が使うため」に作ってみることをおすすめします。世の中にすでにあるサービスでも構いません。自分で一から作って、継続して運用していくうちに「もっとこうしたい」という課題が出てくるはずです。そのプロセス自体が、強力なアピールポイントになります。

応募を考えている学生へのメッセージをお願いします

makun:今回の記事には、私たちエンジニア採用推進チームの「リアルな声」を詰め込みました。この記事を読んで、ぜひあなたの思いやこだわりを書類にぶつけてきてください!

kuma:応募書類を書くのは大変だと思いますが、どんな些細なことでもいいので、自分がやってきたことをたくさん書いてアピールしてください。就職活動は人生を左右する大切なポイントだと思いますので、頑張ってください!

tadsan:「自分を採用しないと損するよ!」くらいの熱量をお待ちしています。ぜひ準備をして、私たちにあなたの本気を伝えてください。皆さんと面接でお会いできるのを楽しみにしています!


いかがでしたでしょうか?今回は、ピクシブのエンジニア新卒採用の「リアルな裏側」をお届けしました。

選考と聞くと「完璧な成果物を出さなければ」とプレッシャーに感じてしまうかもしれません。ですが、今回エンジニアが語ったように、私たちが本当に知りたいのは「なぜ作ろうと思ったのか」「どんな壁にぶつかり、どう乗り越えようとしたのか」という、皆さんの「過程」と「熱量」です。

「創作活動を、もっと楽しくする。」という当社のミッションに共感いただいている方、少しでもピクシブに興味を持っていただけた方からのエントリーを、採用チーム一同、心よりお待ちしています!

エンジニア職 新卒採用エントリーはこちら www.pixiv.co.jp

mariko
2022年2月に中途入社しました。Human Development Teamで新卒採用・育成をメインで担当しています。