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高アジリティなチーム活動知見を交換する社内コミュニティ t-agileのご紹介

高信頼性ソフトウェア研究会 bashです。

ピクシブでは、プロダクト開発に必要な多様な職能のメンバーからなるチームを組んで、何を実現すべきかの探索から、設計・実装・テスト・リリース、そしてフィードバックを得て再考するというすべてのアクションをチームで包括的に担当する、いわゆるフルサイクル開発の文化が根付いています。

このプロダクトチームを横断して共通的に必要になる様々な関心事は「互助会」と総称される社内コミュニティ的な集まりがあり、それぞれ興味のあるメンバーが自発的に集まって定期的に交流しています。

今日はその中のひとつ、アジリティの高いチーム活動へと成長するための互助会「t-agile」活動を知ってもらおうと考え、この活動のキーパーソン的存在であるmyonsawa、ああうえ、Ytomiの3名にインタビューしました。

自己紹介をお願いします

myonsawa 2017年に新卒入社しました。バックエンド中心に広告周りの開発をしており、過去には運用型広告のレポーティング自動化レイドバトル形式のイラストコンテストの開発、最近はスクラムマスターを務めさせていただきながら、内製の広告管理画面や広告配信サーバの機能追加・改修の要件定義・開発などを進めています。

ああうえ 2017年に新卒入社しました。モバイルアプリエンジニアとして現在はpixiv SketchのiOS版の開発をしています。

SketchチームではSNSやドロー、ライブといった複数ドメインの開発に関わることがあり、タスクが発散しがちでした。スプリントゴールを定めて、チーム全員でタスクに向かい合っていくのが良いのではないかということで、2020年の秋頃からスクラム開発を導入しました。それまではなんとなくの知識でアジャイル風の開発をしていましたが、少しずつスクラムやアジャイルについて学んでチームに浸透させる活動をしています。

Ytomi 2020年に入社しました。VRoid Hub/SDKのプロダクトマネージャーとして働いています。不確実性の高い領域かつ他チームからの依頼も多いなか、チームでスクラムを組んで(一丸となって)プロダクトの課題解決に向かっていくための仕組みづくりに関心があり#t-agileに参加しました。SFとプリパラが好きです。

この活動の成り立ち

myonsawa わたしがコミットしているアド・プロダクト部は広告関連の開発を担っています。3年ほど前まではエンジニア2, 3名で構成されていて、腕利きの個の力を活かした仕事をしていました。その成果として、短期間でフルクラウド化し技術的なスケール容易性向上をなし得たということがありました。

その後、チーム規模が拡大し、事業の取り組み全体として大きなチャレンジに取り組めるようになっていったのですが、属人化の防止や大規模プロジェクトの安定的な進行などに課題を感じるようになってきました。そこで2021年初頭から本格的にスクラムを導入し、技術畑のメンバーだけでなくビジネスのメンバーとも密に連携しながら、日々試行錯誤を重ねてきました。

スクラムガイドや各種書籍・記事を参考にしつつ進めていったのですが、どうしても自分たちのチームの文脈ではどうかという点を解き明かすのが難しく、相談する場がほしいなと感じていました。

そこでおもむろに#t-agileというSlackチャンネルを開設したところ、同じような課題意識を持った他チームの方や社内の一家言ある大御所の方々にも興味を持っていただけました。雑にチーム開発の悩みを投げると社内の知見が集まってくる雰囲気が醸成され、更にはbashさん主導で月次の互助会MTGが開催されるまでに至りました。私の所属するチームも、今では個人プレーの群れではなく、自律的な成長を繰り返す“チーム”に着実に変化していっていると感じます。

ああうえ 自己紹介で述べたとおり、以前から携わっているSketch開発にスクラムを導入しました。個別にmyonsawaさんから話をきいていたので、なんらか貢献できればと思って、この互助会に関わっています。

Ytomi プロジェクトの進め方について何度かbashさんに相談させていただいていたのが互助会に参加するきっかけでした。取り組みたいこと・取り組むべきことが数多く出てくるなかで、チームとして持続可能な開発体制を整えるニーズが高いことが背景にありました。

互助会が走り出したときは、エンジニアの方ばかりだったので、プロダクトマネージャーの自分が入っていいのか遠慮があったのですが、チーム開発に職種の垣根はないよと教えていただき参加しています。実務経験自体まだ短いので、毎回新鮮な学びがあります

やってきた活動

myonsawa Slackにt-agileチャンネルがあって、そこで情報提供や相談を随時行っているほか、互助会MTGを社内ミートアップ的な集まりとして月次で45分程度で開催しています。

そのMTGでは「取り組みの共有」「お悩み相談」「界隈のニュース」の3カテゴリで、Notionにラベルを付けて各自が議題として記入。先行互助会事例のRails系サービス互助会やフロントエンドの会も似たような形式で参考にしました。

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持ち寄った議題

その記入内容をもとに各々が感じたことや改善策、参考事例共有など口頭やNotion上のコメントでコミュニケーションして、互いにブラッシュアップするサイクルが回っています。

以前のMTGで紹介された取り組みを取り入れて自チーム向けにアレンジした話が話され、最初にでてきた取り組み事例のチームでも更に取り入れられるという螺旋が生じていて、社内の知の流通加速を実感しています。

ああうえ 直近だとわたしが話をしたFigJam事例からの盛り上がりが面白かったですね。

Sketch開発での社内実験的な取り組みを考える際にPoll(投票)機能を使って、機能充足度合いや実現性などの項目について各メンバーが考える水準を出して合わせるという話をしたところ、様々なチームでFigJamを使ったゴールイメージ合わせのエピソードが生えてきて、話してよかったと思いました。

他にもスプリントレトロスペクティブ(ふりかえり)で、「リファインメント(タスクの具体化)の進め方が難しいという課題感を皆何となく持っているみたいだけど、何が難しいんだろう?」という問いかけが挙がり、付箋機能を使ったKJ法をやってみたり、原因分析のためにフィッシュボーン図(特性要因図)を使って課題を見出したりと、もはやチーム活動に欠かせないツールとして広まっていきました。

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FigJam利用例

どういうメンバーがこの活動にくるといいとおもいますか?

myonsawa ピクシブはソフトウェアプロダクトを扱っているのでチーム開発はエンジニアが主体と思われがちです。確かに大事な役割ですが、様々な分野の専門家がいないと今日のチーム開発は成り立ちません。 なので、チーム開発に関わるメンバー、つまり社内の誰でもきてほしいですね。チームの動きをよりよくしたいと思ったときが参加チャンスだと思います。

Ytomi 毎回でなくても、困りごとがあるときだけぶらっと参加したらいいし、議事録をみるだけでも知見の宝庫だと思ってて、もっと広めたいですね。

ああうえ 名前的に勘違いされるんですが、アジャイルとかスクラムとかちゃんとやってないとダメとかじゃないです。 例えばClickUpやNotion、Slackなどのコミュニケーションツールの悩みとか、リモート環境での雑談を盛り上げたいとか、そういう問題意識から気軽に参加するといいと思います。

myonsawa 正直、t-agile互助会という命名は未だに迷いがあります。「アジャイル」してないとダメかなという敷居の高さになってるかもしれません。

Ytomi プロダクトマネージャーはPdMギルドにも参加しており、問題意識が似てるところもあります。最近はプロダクトマネージャー陣の社内勉強会も始まったので、互助会間の交流があるとより効果がでるかもしれないと思っています。

myonsawa ピクシブでは複数の事業部でさまざまなプロダクトを扱っているので、社内という文脈を共有してる中で多様な工夫があることが我々の強みだと思うんですよね。いろんなかたちで知見共有する場を増やして、チームごとにある事例のお宝を活用したいですね。

ああうえ もともと新卒が多い会社ですが、経験のある中途入社の方も増えているので、そういうメンバーの前職での知見もどんどん吸っていきたいです。

myonsawa そもそもの願いとして、チーム開発の水準を全社的にあげていくために知識の交流を加速したいと思っているので、こういうinside記事を出すこと自体もお誘いのツールだと思ってまして、ぜひ気軽にきてほしいですね。

参加者募集中です!

社内の皆さんは #t-agile Slackチャンネルにお入りください。互助会は毎月25日 18時からGoogle meetにて行っていますので、予定をチェックしてみてください。

社外の皆さんは新卒・中途・アルバイトなど全方位でメンバー採用中ですので、ぜひエントリーください。

www.pixiv.co.jp

おまちしております!

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bash
「真面目なSE、真面目にSE」
高信頼性ソフトウェアエンジニアリング研究をテーマとしてプロダクトチームを全力バックアップしています。 オフィシャル肩書は 新規事業部スクラムマスター / コーポレート基盤部マネージャ。CTO・VPoE経験者。agile、ファシリテーション、社内IT、自社オウンドメディア運用、エンジニア採用、カジュアル面談、エンジニア職評価、カンファレンス開催など、黄金の器用貧乏による幅広い守備範囲が持ち味。最近の日課はウェイトトレーニングとインターネット📻配信。