FANBOX部の丸山(alitaso)です。
ピクシブはRubyKaigi 2025にてMusic Event and Scholarship Sponsorを行いました。そのうち Scholarship Sponsorでの取り組みに絞って紹介します。
動機
RubyKaigiは地方開催のため、宿泊費や交通費を考えると学生単独で行くのは中々ハードルが高いです。そこを企業としてサポートすることで、このような三方よしを実現したいと考えていました。
- 学生は、無料でプログラミング言語のトップカンファレンスを体験できて嬉しい
- Rubyコミュニティは、Rubyに興味のある学生を増やせて嬉しい
- 企業は、複数日にわたって有望な学生とコミュニケーションが取れて嬉しい
本件をRubyKaigi Teamに相談したところ、カスタムスポンサーという形で実現させてもらえる運びになりました。
募集結果
採用管理にHRMOSを利用していたのでそこに応募フォームを設けつつ、自社テックブログを中心に募集の告知を行いました。各経路からの応募数は以下のようになりました。
- 知り合いからの紹介: 6名
- SNS、テックブログ経由: 6名
- ピクシブからのお知らせメール経由(イベントで知り合った学生を中心に送信): 6名
結果的には18名から応募があり、書類選考と30分の面談を経て最終的には4名と決まりました。
参加学生のRubyKaigi参加報告エントリ
みなさん参加報告エントリを書いてくださっていますので紹介します。良い刺激・学びを得られたようでよかったです。
blog.km3.dev anytyping.hatenablog.com kat0h.hateblo.jp note.com
最後に
今年参加くださった学生のみなさんへ。RubyKaigiへの参加をきっかけにより一層プログラミング言語やOSSに興味を持ってくださったら嬉しいです。また周りの友人や後輩にも本取り組みを広めてくださると嬉しいです。またRubyコミュニティでお会いしましょう。
ご応募くださったけど今年は参加できなかった学生のみなさんへ。遠方のためどうしても連れて行ける人数に上限があり、定員を設けさせてもらいました。せっかくご応募いただいたのに申し訳ありません。本取り組みは来年以降も継続できたらいいなと考えていますので、ぜひ次回のご応募もお待ちしています。
スカラーシップの取り組みに興味関心を持っている企業のみなさんへ。RubyKaigiでのスカラーシップスポンサーに関しては、同様の取り組みを企業さんが増えたらいいなと個人的に思っています。少しでもRubyコミュニティに若者を連れていきたいのです。我々の経験を踏まえて知見を共有できる部分もあるかと思いますので、気になる方がいましたらruby-jp Slackの@alitaso345まで気軽にご連絡ください。