カルチャー

なぜ自分は「ペアプロ全面導入」という考えに至ったのか

edvakf
2017.12.25
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この記事はピクシブ株式会社 Advent Calendar 2017のラストを飾る25日目の記事です。

去年も一昨年もラストを飾らせていただいたCTO兼福岡オフィス立ち上げ担当の高山(@edvakf)です。

2017年は福岡に移住という大きなライフイベントがありましたが、思い返してみればペアプロで始まりペアプロで終わったペアプロの年でした。

まずは結論から

ペアプロは一般的に言われるようにレビューの手間が減るとかコードの品質が向上するとか属人化を防ぐのに良いとかの利点がありますが、自分は「その時間の集中力」こそが実は最大の利点なのではないかと考えています。

一人で集中して何時間もコードを書き続けられる人は別ですが、現代のプログラミングって調べ物をしてる時間のほうが長くありませんか?しかも調べ物のほとんどは、ちょっと詳しい人ならすぐにわかるようなことばかりだったりします。ペアで作業して、ちょっと詰まったら聞いてみて、二人ともわからなければググったり二人の知恵を絞って解決する。一度やってみればわかりますが、一人で仕事をしていたときとは時間の密度が全く違います。

福岡オフィスでやっていること

福岡オフィスでは一時期ペアプロを全面導入してみました。メインの開発メンバーが4人なので、イテレーションごとに2人のペアをスイッチしながらペアプロのみで仕事をするスタイルを一時期やっていました。

結果どうなったかというと、四六時中ペアプロというのはどうも肌に合わなかったようで、現在は「ペアに対してタスクを割り振って、タスクのこなし方はペアに任せる。ペアプロが良いと思った場合は積極的に取り入れていこう」という感じになっています。

片方が極端に得意なタスクであれば、得意なほうが横でアドバイスしながらもう片方がコードを書いたりすることになります。両方共得意なタスクであればうまく分割してそれぞれでやったりもできます。

ここらへんはもうちょっと試行錯誤しながらベストを探っていきたいと思っていますが、目的は変わらず、二人で協力してタスクを終了まで持っていくことで集中力を保って仕事をすることです。

自分とペアプロ

ペアプロは昔から興味もあって、デバッグ時とかリファクタリングデーのようなイベントでは以前からやっていましたが、今年に入ってからは2ヶ月ぐらい毎週3時間ぐらい新卒に対して流しのペアプロ業をしてみたり、最近では業務時間後に知り合いの学生に週3ぐらいでペアプロしたりしています。

きっかけは今年の頭にt_wadaさんと話す機会があり「流しのペアプロ業」という活動を知ったことが大きかったと思います。その後、6月には福岡PHPカンファレンスでまたt_wadaさんと意見交換しました。

そのt_wadaさんがちょうど今月号のWeb+DB Pressにペアプロのことをガッツリ書いてくれているのですが、一番おもしろかったところを引用してみます。

休憩を取る

ペアプログラミングでもう一つ大事なのは休憩です。ペアプログラミングは熱中しやすいので、休まずにコーディングをしてしまい、気が付くと2人とも非常に疲れている状態になりがちです。休憩を定期的に取りましょう。

これこそ、自分がペアプロが良いと思う理由です。仕事というのは固定の時間をタスクに費やすことではなく、与えられた時間の中でいかに問題を解決するかを知恵を振り絞って考えるクリエイティブなものであるべきと思っています。

わざわざ同じ場所に集まって仕事をしているわけですから、有効活用しない手はありません。

SPRINT

この考え方はSPRINTという本に書かれているデザインスプリントに近いものがあります。

デザインスプリントは、1週間という限られた時間を使って普段の仕事の延長線上からは出てこなかったようなブレイクスルーを起こすことを目的とします。これを読むと、自分たちが仕事と思ってやっている行為はまだ再考の余地があると思わずにはいられません。

毎日会社に行って所定の時間を過ごす、という連続の中からは生まれないような変化を意図的に起こすことを意識して、仕事をもっとクリエイティブなものにしてみませんか?

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