カルチャー

チームや職種の垣根を超えて爆速機能改善!BigQueryとデータポータルの活用事例をご紹介

mytk mytk
2019.4.5
シェア
ツイート
ブックマーク
トゥート

こんにちは、pixiv開発エンジニアの三好 (@mytk) です。

ピクシブでは、Google BigQueryに積極的にデータを集約しており、社員はこれを自由に分析し活用することができます。また、ピクシブには、チームや職種の垣根を越えて気軽に連携をとり、ときには問題解決にまでつなげられる仕組みや文化があります。

たとえば私は、チーム内外のさまざまな手作業を自動化したり、古い煩雑な仕組みをより便利にしていきたいというモチベーションを持っていますが、実際にそのような機会を見つけたときにも即断即決できる準備が整っています。今回は、それらの仕組みや文化を最大限活用することによって、実際に爆速で問題解決にまで至った事例を紹介します。

背景

ユーザーの課題を解決するためには、日々エラーログなどに目を光らせる必要があります。カスタマーサポート (CS) チームでは、そういった目的で様々なデータのチェックを行っています。

チェックの方法はさまざまですが、中には一覧表を用意して目視チェックを行うものもあります。この一覧表の中に、バッチ処理でデータベースから必要な情報を抜き出し、Google スプレッドシートにコピーすることによって更新されているものがありました。かなり昔に作られた仕組みで、この更新方法には不便な点がいくつかありました。

  • Google スプレッドシートはファイル単位でセル上限をもつため、定期的に新しいスプレッドシートを作成する必要がある
    • Google Sheets APIのバージョンの関係で、このファイル作成は手動で行っていた。更新を忘れるとエラーになってしまっていた
    • 複数のスプレッドシートを管理するための別のスプレッドシートが必要になる
  • データベースとほとんど全く同じレコードを持つスプレッドシートがGooge Driveにどんどん増えていく

解決までの経緯

ピクシブでは「分析わくわくタイム」と称される、データ分析についてチームの垣根を越えて相談ができるコーナーがあります。毎週特定の時間に、データ駆動推進室のメンバーに相談を持ちかけることができるのです。私はその時間を活用し、データアナリストであるjaggyに相談をもちかけました。

分析わくわくタイムの様子

mytk:このスプレッドシート色々がつらいんですが、もっといい管理方法ないですかね……?

jaggy:データってBigQueryに上がってるんだっけ?

mytk:上がってるみたいですね。

jaggy:じゃあデータポータル (旧データスタジオ) を使ってBigQueryのデータをつなぎ込めば楽に管理できそうだね。

mytk:なるほど、社内のレポートもデータポータルで作ることが多くなってきてるし、それが一番シンプルそうです!

jaggy:susan (CS担当者) に聞いてみて、OKなら今バッとやっちゃおう!

(その場ですぐに二人でsusanの机に向かう)

mytk:例の一覧表を別のより便利なツールで管理したいです。問題ありませんか?

susan:OK、よろしくお願いします!

さっそくjaggyと一緒にダッシュボードを作成します。最初に述べた通り、BigQueryはピクシブのデータ基盤として既に利用されています。よって、やるべきことは実は少なく、BigQueryで必要な情報をSELECTしたビューを作り、それを参照したダッシュボードを作るだけです。

本職のデータアナリストと連携したこともあり、ダッシュボードはあっという間に完成。また、追加でフィルタ機能などを盛り込み、さらに利便性を向上させることができました。問題を相談してからここまで、たった15分程度でした。

まとめ

チームや職種の垣根を越えた連携によって、スプレッドシートからデータポータルへ移行し、社内ツールの不便な側面をその場でサクッと解決することができました。これがうまくいった理由は2つです。ひとつは、エンジニア・データアナリスト・CSがカジュアルに手を取り合える仕組みや雰囲気があることです。もうひとつは、BigQueryを中心としたデータ基盤です。

最後に、今回問題解決のきっかけとなった分析わくわくタイムでは、ちょっとした悩みからサービス開発指針に至るまで、データ活用に関するさまざまなことがらの相談や議論を行っています。今回は詳しく触れませんでしたが、また別の記事で改めて詳しく紹介できればと思います。お楽しみに!

シェア
ツイート
ブックマーク
トゥート