entry-header-eye-catch.html
entry-title-container.html

entry-header-author-info.html
Article by

Microsoftの記者セミナーで登壇!気軽に楽しく絵を描き続けてもらうためにー「pixiv Sketch」の想い

こんにちは!広報・ブランディング担当のmatsuriです。
最近、春らしく過ごしやすい日が増えてきましたね。
ピクシブでは、なんと、4月11日にWindowsユニバーサルアプリ版「pixiv Sketch」をリリースし、Microsoftさん主催の記者セミナーにゲスト登壇者としてお邪魔してきました!

リリースしたのは、Windows10やWindowsペンに対応したアプリ版「pixiv Sketch」。もちろん、Windowsユーザーでなくても「pixiv Sketch」はブラウザ上で楽しむことができますよ。 今回は、その「pixiv Sketch」サービスについて、先日の記者セミナーの話と合わせてご紹介します。

お絵描きしたくなるときってどんなとき?

皆さんはお絵描きしたくなるときって、どんなときですか?私だと、例えば、カフェでのんびりしている時にレシートの裏に落書きしたくなったりします。このレシートの落書き、いつも私はそのまま捨てちゃうのですが、みなさんも落書きやラフスケッチを誰にも共有しないまま封印してしまうことは多いと思います。

こういった絵、例えば何かを見てふとした時に描いた絵をそのまま投稿して、「いいね!」のようなリアクションとかコメントが返ってくるサービス、これが「pixiv Sketch」です。もちろん、投稿する機能だけじゃなく、絵を簡単に描けるツールまで揃っています。

左がお絵描きするドロー画面、右側が投稿した絵が流れてくるウォール画面です。

記者セミナーレポート!

今回の記者セミナーは、Windows10 Creators Updateのリリースについて。その中にWindowsペンの項目があるのですが、pixiv Sketchはそのゲストとして呼ばれました。

ピクシブ代表伊藤のスピーチでは、pixiv Sketchのサービス概要や機能の説明、また「気軽で便利で、楽しいものをクリエイターに提供したい」という想いが大きな共通点で、昨年よりプロジェクトを連携してきた経緯を紹介しました。なんと記者は60名強!

伊藤のスピーチの後は、ピクシブのデザイナーに実際に絵を描いてもらい、お絵描き&投稿のデモをしました。

今回は、Windowsペンの筆圧対応やブラシ機能等の追加が伝えたい点だったので、その機能がわかるような絵を1枚書きました。 例えば、イラスト内の黄色い星の大きさが違うと思いますが、これは筆圧機能のおかげなんです。また、イラスト内の女の子の髪の毛の太さを変えているのもこの機能です。pixiv Sketchでは、筆圧やブラシ・消しゴムの大きさを細かく変えられるので、かなり繊細なタッチで描けるツールになっています。

続いて、タイムライン機能についても説明。星空の絵をその場で投稿し、すぐに反応が返ってきたことを紹介しました。

ピクシブの登壇はここで終了。 記者セミナー後に、pixiv Sketchプロダクトマネージャーのnorioにサービス立ち上げの経緯をインタビューしてみました!

pixiv Sketchってどんなサービス?

―― pixiv Sketchの立ち上げの経緯を教えてください!

まず、pixivは、投稿するにはちゃんとした絵を、っていうのがあるんです。でも、ちゃんとした絵を描くには、お金も時間もかかる。だから、ササっと気軽に描いた絵を投稿できるような場所があったらいいなと考えました。

―― 「ちゃんとした絵」というと、1枚の絵を描くのにどれくらいの時間かかるんですか?

個人差あるものなんですが、まず、絵を描く時って、人に見せられるものを描こうと思うと、「さぁ描こう!」ってなってから、見せられるところまでかなりの手間がかかります。 まずなにを描こうかな?ってところから始まって、次は構成とかタッチを考えて・・・。人に見せるものだから、単に好きなもの描くだけだとダメで、「どうやったら良いと思ってもらえるか…」なんてことも考えつつ、何度も描き直しを重ねたりもして。

そんなにしっかりとしたものじゃなくて、なんとなくさらさらっと描いた絵を投稿できるような場所を作ったら、お絵描きがもっと気軽になるなぁと考えたんです。ついでに、その絵を通じて反応とかあると面白いだろうなぁと。

―― 確かに、ちょっとでも反応もらえると描くモチベーションも変わりますよね。

あとは、気軽な絵を描ける場所を作っても、ツールがないとダメだと考えました。絵を描くって、デジタルにせよアナログにせよ、道具の費用がそれなりにかかるんです。例えば、デジタルならソフトとペンタブで20万近くするし、アナログなら絵の具とか画用紙とか揃えて、買い足していかないといけないですよね。

だから、絵を描くって、割とハードルが高いな、と。それで、もっと簡単に、コストかけずに絵を描けるようになれたら良いなと思ったんです。

――なるほど!だから、pixiv Sketchは、コミュニケーション面とツール面の2つの機能があるんですね。気軽に描いた絵というと、例えばどんな感じの絵ですか?

日ごろ落書きしてるようなのでいいんです。鉛筆でサササーっと書いて終わりでも。なんとなく書きたくなったから描くってことあると思うんです。でもそれって、誰にも見せることなく終わってしまったり。

―― ああ、学生のときとかに、授業中にノートの端によく書くやつですね!笑

そうそれです。でもそういう落書きって、なかなか人に見せる機会が無いですよね。でも、pixiv Sketchだったら、投稿して面白さを共有できちゃうんです。

あと、このサービスは匿名性が高いことも良さの1つです。思い思いに書いたものを見せるのは、知り合いだったら恥ずかしい。だけど、誰かにこの良さを共有できたらなって思うことあると思うんです。

―― ああ、Twitterとかもそうですよね!些細なことをつぶやきたいなって。その発言自体は無意味だけど、発信したってだけで、満足することもあったりして。実際はリアクションは無いかもしれないし、誰も見てないかもしれない。だけど何だか発信することに意味があるんですよね。もちろん、反応あったらとっても嬉しくて、いろんな人が会話に加わって・・・。

そうそう。だから、本当に、気軽につぶやくような気持ちで絵を載せてほしい。反応があったら嬉しいな、くらいで。pixiv Sketchは、お絵描き目的というよりは、SNSのようなコミュニケーション寄りのサービスなんです。 あとは、クリエイターから、絵を描くとき孤独に感じるって声を聞くことも多くて。でも、これなら、みんなの投稿がリアルタイムで見えるから、他の人も描いてることが実感できる。みんなが描いているんだなって思うと、少し気分が上がったりするんです。

―― ゲームを一緒にやってるような感覚ですか?

そうそう。みんなそれぞれ自分の画面でアカウント持ってゲームを楽しんでますよね。絵を描くクリエイターも、同じような感じで、みんなと一緒に描いてるってのが楽しいんです。

僕は、絵を描くときの「気軽さ」は2つの側面があると考えてます。1つは「ツール的なもの」と、もう1つは「気持ち的なもの」。単にツール的にお絵描きが気軽になっても、ずっと描き続けられるわけではないと思うんです。 やはり「気持ち的なもの」、投稿した絵に反応してくれるコミュニティがいて、絵を一緒に描いてるから楽しいって感じることが大事だと考えています。

pixiv Sketchの良さは、無料で使えるお絵描きツールとしての評価もあるけど、クリエイターが楽しく絵を描き続けられる場所を提供できていることかなって思います。

――ありがとうございました!

pixiv Sketchは今後ももっと気軽に絵を描いてもらいたい、お絵描きを通じたコミュニケーションを楽しんでもらいたいという想いの元、開発を続けていきます!

今回のリリースに限らず今後も大きなプロジェクトが動くようですよ。
クリエイターの皆さんは必見です!
pixiv Sketch、ぜひ試してみてくださいね。

pixiv Sketch https://sketch.pixiv.net/
プレスリリースはこちら http://www.pixiv.co.jp/press-release/archives/4666/
Windowsユニバーサルアプリ版「pixiv Sketch」

ピクシブでは、「pixiv Sketch」のエンジニアを募集しています。Wantedlyでの募集もはじめましたので、興味のある方はご確認ください!

20191219013826
matsuri
1990年生まれ。福岡県出身。2012年より株式会社コムニスに入社し、ブランドディレクターやスピーチライターとして経営者やリーダー層のスピーチ指導、またブランディングを行う。その幅広い経験を活かし、2017年3月よりピクシブ株式会社にブランドマネージャーとして入社。日々家事に子育てに追われる中、楽しい仕事と奮闘中!