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なぜピクシブの技術職インターンでは猛者になれるのか - 採用チームがインターンに込める想い

ニュース: 技術職向け夏のインターンシップ参加者募集のお知らせ で既報の通り、技術職志望学生向けインターンプログラムを8/22(水)〜8/28(火)と9/5(水)〜9/11(火)の2期間で行います。エントリーは6/11(月) 17:00まで受け付けています。

https://recruit.pixiv.net/intern/tech/

ピクシブのインターンは、社内のエンジニアで結成された「採用チーム」が、メンターを務めるだけでなく、プランニング・運営・コンテンツ整備・選考など、全てを主導します。最高のインターンシップ体験を提供できるよう、パワーを注ぎ込んでいます。

そんな採用チームのエンジニアたちに、今回のインターンについて、どういう点にこだわって設計しているか、どういう思いを込めているか語ってもらいました。

聞き手はVP of Engineeringのbashです。

プロダクト開発エンジニアとしての仕事について

みなさん、普段は第一線でプロダクト開発のエンジニアを務めていますが、どのサービスでどのようなことを担当していますか?

sesta: pixivで作品のレコメンド機能を改善するチームに所属しています。基本的にはエンジニアとしてUIの改善を行っていますが、分析の基盤を整えて分析したり、施策を考えて提案したりと幅広く動いています。2016年の新卒入社ですので、今年で3年目ですね。

kameike: Palcyという漫画アプリを講談社さんと共同で開発・運営させていただいておりまして、そこでサービスエンジニアとしてプログラミング、プロジェクト管理のスキルを磨きながら働いております。詳しくはこちらを見ていただければわかると思います。2018年新卒入社ですが、去年秋から働いております。

makun: kameikeと同じくPalcyを開発しており、Androidアプリを担当しています。2018年の新卒入社です。

tadsan: pixiv運営本部の技術基盤チームに所属して、社内のPHPコードの改善やメンテナンス、新卒のメンタリングなどを担当しています。また、社内の技術知見を整理して技術コミュニティのカンファレンスなどで発表もしています。

「エンジニア採用」への思いについて

最近はどの企業でもエンジニア採用にエンジニアが関わることがポピュラーになってきました。私としても、かねてから自分の背中を預ける仲間は自分自身で見つけ出すのが最良と考えており、ピクシブでは"関わる"レベルにとどまらず、エンジニア採用はエンジニアたち自身がコミットするようにしてきました。みなさんはどのような思いで、採用チーム活動を行っていますか?

sesta: 実際に一緒に働く人と話さないでどうするんだって気持ちで活動をしてますね。

採用専門の部署を作ってその人たちが採用活動をした方が、組織としては効率的なんでしょうけど、その人たちってエンジニア出身であって現場のエンジニアではないじゃないですか。

最初の自己紹介を見てもらうとわかると思うんですけど、うちの採用チームは自分のプロジェクトを持ちつつ採用活動も行っています。体力を使うし大変なんですけど、実際に働いてる人が接点を持つことは、それだけ価値があると考えています。

kameike: 現場のエンジニアが採用のフローに関わることは、大変ですがやっていくべきこととして取り組んでいます。ピクシブの採用は現場のエンジニアが背中を預けて一緒に働きたいと思えるかを非常に大切にしています。

これは逆も然りで、学生側のメリットも大きいと思っています。就職後もっとも長く一緒に時間を過ごすであろう人々と楽しく過ごすことができるかはとても大切です。現場のエンジニアと深く関わり一緒に仕事をすることは、ピクシブで働くことの見極めの良い判断材料であると思っています。

makun: エンジニアの採用なのだからエンジニアの自分たちが採用に関わるのは当然だと思っています。とくに学生については新卒が一番近いところにいると思うので、その強みを活かして学生に一番近いエンジニア採用をしていきたいです。

tadsan: pixivを作っているのは必ずしも何かの専門家ばかりではなく、創作文化やプログラミングが好き、あるいはユーザーにプロダクトを届けたいという想いを持って、課題を解決するための技術に取り組んでいます。

tadsan: そして、学生時代の私よりも絶対みなさんの方が優秀なので、早く私から仕事を奪ってpixivを良くしてください ><

今回のインターンに込めた思い

今回、みなさん主導でインターンの企画運営を進めていますが、どのような思いを込めていますか?

sesta: 現場の空気を知ってほしいです。

現場なので正直な話、人と話すのが得意な人も苦手な人もいます。でもそれを全て含めてピクシブという会社だと思っていますし、みんなサービスに対して熱い思いを持って働いていることは間違いありません。口で言うのは簡単なので、ぜひ見に来て、知って帰ってほしいです。

kameike: 学生時代に就職活動をしていたときに感じたことは、一般的なメディアからの情報は断片的で脚色があり、本当にここが働きたい会社なのかを判断するには、圧倒的に情報量が足りませんでした。

このインターンでは仕事内容も場所も隔離するわけではなく、実際に現場に入って、自分のプロジェクト以外のチームの話も、聞こえる場所で仕事をしていただきます。その中で聞こえてくる社員の声から感じる仕事への温度感、熱意等は、就職を考える上で大切な判断材料だと思っています。 その空気感を知り、納得してピクシブを検討してほしいと思っていまして、このインターンを通して、良いところ悪いところひっくるめて見てもらえばなと思っています。

makun: 今回のインターンを通して、ピクシブでの働き方が自分に合っているのかどうかや、楽しく働けそうか、みたいなところを感じてもらいたいです。そこから、自分がどういう働き方をしたいのか、どういう生き方をしていきたいのかを考えるきっかけにしてほしい。

tadsan: 私がまだ学生の頃ですが、地元企業で参加したインターンシップはあまり強く印象に残るものではありませんでした。時が流れ自分が学生を迎える立場になって、意欲のある学生たちを満足させることの難しさを感じながらも、知りたいと求められたことはすべて打ち返すべく試行錯誤を続けています。

インターンのみどころ紹介

今回のインターンでは、3分野9コースが用意されてますが、それぞれ特にどういうところが見どころだと思いますか?

sesta: 自分は全体の統括をしているので、コースの詳細を熟知されてるお三方におまかせします(笑)

kameike: 今回のインターンは土日を挟んで7日間・5営業日のインターンとなっていて、最終日は多くの社員の前での発表になります。毎回5日間という短い期間でこんなにも成果・進捗が出るのだと感動しています。僕たち社員を是非驚かせてください。楽しみにしています!

makun: どのコースに配属されても、実際の業務にコミットできるし、現場の空気を感じることができるというのが見どころです。

tadsan: 技術基盤コースでは例年通り、pixivの実際のコードベースに触れ、改善点は早ければ初日からサービス本体に反映されることになります。

「圧倒的猛者になる」とは

「圧倒的猛者になる」というパワフルなキャッチを付けていますが、インターンに参加した学生にどのような体験をしてほしいと考えていますか?

sesta: ピクシブのチームメンバーになって働いたという体験ですね。選んだコースによって新規機能を追加するか、アルゴリズム等の技術選択を追求するか、自分自身がVTuberになるかなど内容はバラバラです。しかし、ピクシブで働いたという実績と、それに見合った実力は間違いなく提供できるので、それはもう猛者ですよね。

kameike: ピクシブは、エンジニアが裁量をもって意思決定していくことができる会社です。その過程において、正解のない判断を下す機会が無数にあります。そこには、「ユーザーへ価値を最短でとどける」「保守性・可用性を高く」「変更に強くあるべき」「オーバーエンジニアリングをしないように」「技術的負債を貯めないように」「スピード感をもって」という背反する概念もたくさんあります。その中で、妥協せずにベストな解を目指し続けることが技術者として卓越していく≒猛者になるということだと思っています。

....これはだいたいCTOのedvakfの受け売りなんですけどね(笑)

そして、5日間という限られた期間の中、現場のエンジニアと一緒にプロダクションコード上でベストを追い求める経験を通し、参加くださった方が新しいエンジニアリング・働き方の視点を獲得してくださればとても嬉しいです。

makun: 実際に現場に入って学校では学べないことをたくさん学んでほしいです!今まで経験したことのないことや、新しい気付きなどたくさんあると思うので!

tadsan: 既存のプログラミング言語やフレームワークを活用すればWebサイトを構築することはできます。数多くのユーザーに継続的に使ってもらうサービスとして維持するには、「べんりなライブラリを探して使う」だけではなく、そこから進んで動作原理を理解し、必要ならば自分たちで実装する決断をしなければいけないことがあります。

もちろん一から百までの全てを完璧に把握することは難しいですが、たとえばセキュリティ上の懸念に対して、どこまで気を配れば安全性を担保できるかといったことを説明できるようになることは、サービス提供者の責任として目指すべきポイントです。

応募を迷ってる学生へ

では最後に、インターンに応募しようか迷っている学生に一言お願いします。

sesta: まだまだ就職活動って、何したらいいか分からない人も多いと思いますが、どうせなら一緒に猛者になってみましょう。現場とは言ってますがしっかりサポートもしますので、気軽に応募してみてください。

kameike: とりあえず応募してください。就活の第一歩として名前だけ書いて落とされてみるという体験の為に使っていただいても構いません。就活のエントリー文言は使い回しやすいので、どのような結果であれ、応募したことは無駄になりません。是非是非この機会に時間をとって書き起こしてみてください。

自分のスキルセット等で迷っている方は、迷わず応募することをおすすめします。

ピクシブってどんな会社か知らないので不安という方は、このブログを読んでいただき、ピクシブについて知ってもらえればと思います。

makun: インターンは、就職したいところを決めたり、これから学んでいきたいこと決めたり、将来の意思決定のためになったりするので、是非参加してほしいと思います。ピクシブに就職したいと思っている人はもちろんですが、他に就職したいところがある人やまだ迷っている人も、一度ピクシブのインターンに遊びにきてほしいなと思います。

tadsan: みなさんがプログラミングなどで身を立てたいと思っているかはわかりませんが、実際に稼動しているシステムの開発に携わりアーキテクチャを知ることは、きっと大きな成長の機会に繋がることになります。それが反面教師になるとしても……!

これを読んでるみなさんのご応募をお待ちしています! ピクシブで最高の夏にしましょう。

https://recruit.pixiv.net/intern/tech

bash
経営企画本部経営企画補佐 兼 プロダクト開発ギルド ギルド長。 2013年に広告配信エンジニアとして入社以後、開発マネージャ、関連会社CTO、VPoE、コーポレートIT、Engineering Office立ち上げと、支える活動をひたすら切り拓く挑戦を繰り返してきた。 現在は、solver & right handの経営企画分野スタッフ業と、全社横断でのプロダクトマネージャー・コミュニティーマネージャー・プロダクトデザイナー・エンジニアからなる開発全体を強化する職能組織を束ねている。 プライベートでは #RubyMuscleMixin ハッシュタグで健康のためのウェイトトレーニングに日々取り組んでいる。 個人の公式FANBOX https://bash0c7official.fanbox.cc/