こんにちは!広報・ブランディングをしているmatsuriです。 今回の記事では、ヤフーからピクシブに転職してきたchamiにインタビューしてみたいと思います。
本日はよろしくお願いします。まず、仕事内容について教えてください!
よろしくお願いします。
私は「pixivプレミアム」という、ユーザー向けの有料サービスのプロダクトマネージャーをやっています。プレミアムユーザーの方に更に便利に使ってもらうにはどうするべきか、またどうやったらもっと多くの方に使ってもらえるのかの施策を考えています。
たとえば最近ですと、プレミアム機能のなかでも多くのユーザーに使われている「ミュート機能」の管理ページを作りました。
このミュート機能を使えば、見たくないタグを持つ作品を指定できるようになるんですが、この管理ページから簡単に操作できるようになりました。
ありがとうございます!chamiは、ピクシブにはいつごろ入社したのですか?
今年2017年の2月です。それまではヤフー株式会社で事業開発、営業、リサーチの仕事をしていました。
ヤフーに入ったきっかけはなんですか?
学生時代の話に遡るのですが、大学3年のときに現在ヤフーで役員をされている方に出会ったことが一番の理由です。その方のところで、CSや営業、企画などのインターンをさせていただいていました。
インターンも終わり、卒業後はどうしようかと考えていた時に、「シェアリングエコノミー系のサービスをヤフーで一緒に作らない?」と、お声掛けしてもらいました。 実は当時、インターンをしながら、自分自身がAirbnbでホストをしていたり、Airbnb Japanチームのお手伝いをさせてもらったりしていまして、日本でのシェアリングエコノミーの普及に大きな可能性を感じていたということもあり、一緒にサービスを立ち上げさせてもらうことになりました。
サービスの立ち上げ後は、ヤフーのEC部門で、事業開発や営業をしていまして、入社1年目の冬からはマーケットリサーチの部門で海外市場や競合についてのリサーチも兼務するようになり、楽しく働いていました。
ヤフーからピクシブへ
ヤフーからピクシブへ転職することになったきっかけについて聞かせてください。
学生時代から運営に関わらせていただいていた「すごい豆まき」というイベントの主催がピクシブに移ったタイミングで、引き継ぎとしてピクシブ前代表の片桐と現代表の伊藤に会いにいったんです。
それで、引き継ぎをするだけの予定で伺ったんですが、なぜか一緒に豆まきをすることになりまして。
つまり引き継ぐはずが、引き渡せなかったんですね(笑)
そうなんです。(笑)
それから2014-16年の間は、社外の人間ではあるもののピクシブのメンバーと一緒に豆まきをお手伝いしていました。そんなご縁もあって、片桐と伊藤から、徳島の阿波踊りに呼んでもらったり、よく飲みに連れていってもらったりしていました。
そういった交流が3年ほど続いていたんですが、昨年の冬に伊藤に急に呼び出されて、「ピクシブの社長が変わることになった」と告げられたんです。そして「そろそろ、chamiも何かの事業を自分でみるとか、起業するって経験をするといいんじゃない。」という言葉をかけてもらいまして。このことが、一つの大きなターニングポイントになったのかな、と思います。それから一週間ほど考えて「ピクシブに行って事業をやりたい」と伊藤に相談しました。
ピクシブにジョインすることを決めた理由はなんでしょうか?
やっぱり、伊藤と一緒に働きたいと思ったのが大きかったです。
数年交流を持っていた中で、伊藤のスマートな部分だけではない、サービスや関わる人に対しての真摯さや、実直さを強く実感し、近くで一緒に仕事をしたいと思っていました。
とはいえ、ヤフーを退職することに対しては正直惜しい気持ちがすごくありました。仕事も楽しくやっていましたし、お世話になっていた方々から勉強させてもらえることも本当に多かったです。
ですが、最初にヤフーでサービスを立ち上げさせてもらった時の体験から、一つの事業をまるっとみたいという思いがずっとあり、それにチャレンジできる環境が目の前にあるのに飛び込まないと絶対に後悔するだろうな、と考えてピクシブへの転職を決めました。
個人の価値をもっと大きくできる環境を作りたい
ピクシブのサービスが、chamiのキャリアビジョンとどう繋がっていったのでしょうか?
私自身、学生時代にAirbnbのホストをずっとやっていたこともあって、個人の生み出せる価値をもっと大きくできるようなサービスに携わりたいと思っていました。
個人の生み出せる価値を大きくするサービス、ですか?
はい。個人が生み出せる価値は、その人の出したアウトプットの価値と、その人自身の価値の2つがあると思っています。この2つをそれぞれ大きくしたいという気持ちがあります。
例えば、Airbnbでホストをする時も、その宿泊物件自体の良さが価値になることもありますし、このホストと会ってみたいという価値もあります。また別に、そのホスト独特のストーリーやパーソナリティ自体がゲストから見ると価値になることもあります。
アウトプットの価値による繋がりはとても分かりやすい反面、消費者の関心は移り変わりやすく寿命が短い。
その人自身の価値でのファンとの繋がりは、繋がるまでが大変ではあるものの繋がると長い時間軸での繋がりになり、双方の満足度も高いと私自身感じています。
この2つがそれぞれ高まった時、私はとても大きな幸せを感じていたのでこの体験をより多くの人にしてもらえるようなサービスに携わりたいんです。
それでいうとピクシブは創作活動を通じて、この2つの価値をどんどん高めるサービスを生み出していたので個人のビジョンとも合致していると思います。
最後に、ピクシブでどんなことしていきたいのかを聞かせてください。
繰り返しになってしまいますが、クリエイターの方々が生み出した作品を世界中の人にとどけること、またその人自身の価値もピクシブを通じて届けやすくすることです。
ありがとうございました!