こんにちは!アライアンスチームで海外イベントや、他社とのコラボ企画を担当しているプランナーのreipyです。
2018年8月25日(土)から8月26日(日)に中国上海で行われた同人誌即売会「上海COMICUP-魔都同人祭 CP2018SP」にpixivが初出展をしました。
今回はその様子をお伝えします!
「上海COMICUP」とは
「上海COMICUP」とは、2007年から開催している中国最大級の同人誌即売会です。毎年6月と12月の年2回開催され、そのスペシャルイベントとして今回「上海COMICUP-魔都同人祭 CP2018SP」が行われました。 pixivが中国のイベントに出展するのは2015年5月に広州で行われた「FIREFLY ACG FESTIVAL(広州蛍火虫動漫遊戯嘉年華)」以来、約3年ぶりとなります。 今回300㎡という大きなスペースをいただき、アプリゲーム「ドールズフロントライン(中国語名:少女前線)」とpixivがコラボレーションし「pixiv×少女前線 挿画展」を出展しました。
会場MAP
開場直前の入場待機列は熱気に包まれていました。開場時間になると、皆さんお目当てのサークルやブースに向けて走り出します。
「pixiv×少女前線 挿画展」出展内容
「ドールズフロントライン」のファンアート作品の展示
pixivに投稿された約80点におよぶ「ドールズフロントライン」のファンアートイラストの展示を行いました。中国・台湾・韓国のクリエイターが9割以上となり、海外での「ドールズフロントライン」の人気や注目度の高さがうかがえます。
展示している作品の写真を撮ったり、気に入ったクリエイターのpixiv IDをメモしたりしているお客さんも多く見受けられました。
人気の日本人クリエイターによる会場でのライブドローイングとサイン会
会場では人気クリエイターのsaitomさん、米山舞さん、NOCOさんによるライブドローイングを行いました。白紙の状態からそれぞれゲーム内の人気キャラクターを描いていただきました。
会場では特設ステージにある巨大スクリーンにライブドローイングの様子を映してます。いずれも4〜5時間で描いたとは思えないクオリティ!
今回描いていただいたイラストは「ドールズフロントライン」のローディング画面のイラストとして実装される予定です。
サイン会には2日間で450名ものお客さんがお越しになり、整理券を求めて朝早くから多くの方がpixivブースに並んでいました。お客さんの中にはサイン会目当てに中国以外の国から来られている方もおり、クリエイターの人気の高さに驚かされました。
開場直後のpixivブース前には100人以上の人がグッズや整理券を求めて列を作りました。
bilibiliでの生配信
ライブドローイングは中国の動画配信サービスbilibiliの公式アカウントから生配信を行いました。最大同時視聴者数4.3万人、2日間で累計20万人以上の方にご視聴をいただき、会場に来ていないユーザーへもpixivやクリエイターのことを知っていただくことができました。
会場限定オリジナルグッズの販売
3名のクリエイターによる合同オリジナルイラストカード集の販売も行いました。500冊限定で販売し、即完売となりました。
日本の即売会との違い
コミックマーケットやコミティアなどの日本の即売会と「上海COMICUP」の大きな違いは、下記6点が挙げられます。
・2日間ともサークルが変わらない
・18禁作品がない
・同人誌ではなくグッズ中心のサークルが多い
・漫画よりもイラスト集が人気
・支払いは現金ではなくアプリ決済が中心
グッズのクオリティは非常に高く、中でもアクリルスタンドやクッションを取り扱っているサークルが多かった印象です。
pixivと海外イベント
「上海COMICUP-魔都同人祭 CP2018SP」の来場者数は2日間で約30,000人、その中の約12,000人の方が「pixiv×少女前線 挿画展」ブースにお越しいただき、イベントは大盛況のうちに終了しました。
沢山のご来場ありがとうございました!
今後もpixivは、世界中の創作文化に触れる方々にとってより身近な存在になれるよう海外イベントに参加し、海外のユーザーと直接交流ができる機会をつくっていきます。また海外企業とコラボレーションも積極的に行い、pixivと日本のクリエイターのプロモーションも進めていきたいと考えています。
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