はじめまして。ピクシブでIPアライアンス部のマネージャー兼WEBTOONプロジェクトのPOをやっていますshomaと申します。
今回の記事では、掲題にあるようにピクシブのWEBTOON(ウェブトゥーン)コンテンツを製作するクリエイターの応援について書かせて頂きます。
WEBTOONとは
WEBTOONについて簡単に解説させて頂きます。 WEBTOONとは一般的にスマートフォン最適化されたフルカラーの縦スクロール型のコンテンツの事を言います。
数多くのWEBTOONコンテンツを取り扱っているサービスのLINEマンガやピッコマなどは共に2000万DLを突破しており、WEBTOONコンテンツの閲覧数も数億回読まれている物も珍しくありません。2022年では4400億円、数年で3兆円規模になるとも言われている急成長の可能性を感じさせられる分野のコンテンツです。
WEBTOONは、漫画とは違いフルカラーという点やスマートフォンに合わせてスクロールをするだけで物語が進む、という特徴があり、この特徴によってグローバルの展開が非常に容易という強みもあります。 漫画はページの開きやコマの流れを理解する、という学習が必要な点に対して、WEBTOONを読むには学習コストがかからない為、子供や海外のユーザーに対してコンテンツを楽しむハードルが低いのです。
また、制作方法もマンガとは違って日本ではアニメのような「スタジオ」で制作することが主流で「原案・シナリオ・ラフ・線画・着彩」のような形で役割が細分化されていることがも大きな特徴と言えます。
未来のクリエイターのために
このように出版業界をはじめとした様々な業界で非常に盛り上がっているWEBTOONですが、クリエイターを応援する企業に所属している私としては「WEBTOONコンテンツに憧れた人がどうやってWEBTOONを描いて、どう作家になるのか」という事を疑問に思いました。
特に今後は、若年層を中心に漫画を読まずにWEBTOONを初めて読む読者やWEBTOONの熱烈なファンになる読者が出てくるのだと思います。 そんな読者がWEBTOONに憧れを持ってクリエイターになりたい、プロのWEBTOONの作家になりたいと考えてもおかしくありません。
そんなクリエイターがプロを目指す道、創作したコンテンツを投稿する場所を作りたいと思い、ピクシブでWEBTOON事業に参入したのです。
そこからまた、ヒット作、名作が生まれ、それに憧れた人が創作をする、そんなコンテンツとクリエイターが生まれ続けるサイクルを目指したいと思います。
まずはこんなことからはじめています
ピクシブのWEBTOONに対する取り組みとしては以下のような施策を進行中です。
①pixivコミックのWEBTOON展開
まずは、弊社のプラットフォーム上でWEBTOONコンテンツが読まれる土壌を作りたいと考えています。
そこで、3月より、comicoさんの人気コンテンツを取り扱わせて頂いておりますが、閲覧数は1ヶ月で約100万を超えてきました。今後も引き続きpixivコミックではWEBTOONコンテンツを拡充し、また、WEBTOONに関する機能も追加予定です。
②pixivsionでのWEBTOON連載企画の実施
読者の獲得とともに情報発信も進めたいと考えています。 特に、個人で活動をする、目指すWEBTOONクリエイターの方々に向けた情報発信にチャレンジをする予定です。
内容としては、一般的なWEBTOONの業界について、スタジオでのWEBTOONの制作方法...など様々な記事を展開予定です。また、個人のクリエイターの方に向けたWEBTOONコンテンツの制作方法や個人がプロとしてデビューするにはどうしたら良いか?などの記事を展開する予定です。
③WEBTOONコンテンツ開発企画
こちらはWEBTOON制作のノウハウをピクシブに蓄積するとともに、新しいヒットコンテンツを生み出す方法を模索するような取り組みを行います。
プレスリリースの通りではございますが、株式会社LOCKER ROOM様と協業して、新しいコンテンツ制作にチャレンジをしています。 近々企画の発表などができるかと思いますので、楽しみにお待ちください。
このように、ピクシブのあらゆるプロダクトからWEBTOONに対してアプローチを進めています。もちろん、pixivにWEBTOONが投稿される、しやすい取り組みも今後進めていく予定です。
興味ある方は是非お話させてください
いかがでしたでしょうか。 ピクシブのWEBTOON事業に興味のある企業の方、個人の方は是非是非お話させて頂ければと思っております。 こちらのお問い合わせフォームより、当記事を見た旨お書き添えの上、お気軽にご連絡ください。