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新卒ビジネス職インターンを募集中!現場社員に聞くインターンプログラムや、通過する学生の特徴は?

ピクシブ社では、採用活動の一環としてビジネス職向けインターンシップを春と夏に開催しています。昨年夏には、オンラインインターンシップ「pixiv SUMMER INTERNSHIP2022」を開催しました。 9月12日(月)から16日(金)までの5日間のプログラムでは、一体どんなことが行われたのでしょうか? その内容や意図は? ピクシブがインターンにかける熱い想いとは? 「採用向上チーム」として、採用に長年携わってきたピクシブ社員・遠藤さんと花谷さんに、インターンについてお話を聞きました! 現在新たに春インターンシップも募集中です!
下記記事を読み興味を持たれた方はぜひご応募ください!

――「採用向上チーム」とは、どのようなものなのでしょうか。

遠藤:一言でいうと、ピクシブの新卒ビジネス職の採用全体を取り扱う、人事と現場メンバーが合わさったチームのことです。人事のことを専門にやっているのはコーポレート本部の人事担当ですが、ピクシブでは現場社員も採用に深くかかわっていることが背景としてあります。新卒ビジネス職採用における「採用向上チーム」は過去に現場社員数名に声がかかって、人事の方と一緒に発足され数年間続いているチームです。僕は普段、IPアライアンス部のマネージャーをしていますが、採用に興味があったので、普段の仕事もやりつつ「採用向上チーム」に所属している形です。

花谷:僕は普段はpixiv事業本部でプロダクトマネージャーをやりつつ、採用に関わらせてもらっています。

遠藤:「採用向上チーム」は、新卒採用の書類選考や面接試験などにコミットするほか、インターンにも企画から関わっています。

―― 今回の夏に行われたインターンのプログラムも「採用向上チーム」のメンバーで考えたと伺いました。詳しい内容を教えてください。

遠藤:今回は、「プレミアムサービス部」と「マンガ部」というpixivプレミアムやpixivのマンガに関する2つの部署でインターンを受け入れました。そして、それぞれの部署で「プレミアム機能コース」と「新規マンガサービスコース」というプログラムを実施しています。応募してくださったたくさんの方の中から選考を経て、各部門1名ずつ参加していただきました。

遠藤:インターンというと、グループワークをイメージされる方がすごく多いんですけれども、現在弊社ではグループワークはここ数年は実施していません。基本的には、オンラインで個人で参加していただきます。1つの部に2名以上を受け入れたこともありましたが、あくまでも個人ワークを進めてもらっていました。

花谷:数年前までは会社に来ていただいて、グループワークも実施していたんですが、コロナの影響もあって、2020年以降は基本的にオンラインで開催しています。現在はインターン生1人に対して、メンターがそれぞれ3,4人体制でバックアップする形で開催中です。

―― すごく手厚いですね。プログラムでは具体的にどういったことをやるのでしょうか。

遠藤:それぞれ設定された課題に5日間かけて取り組んでいただきます。

「新規マンガサービスコース」では、当時開発中の「pixivコミックインディーズ」というサービスをより良くする方法を考えてもらいました。「プレミアム機能コース」では、pixivプレミアムの新しい機能や特典のアイデアを出してもらいました。

5日間、その部署に実際に所属してもらって、そこで企画を立てる実務的なインターンです。月曜日に始まり、水曜日に進捗状況がどうなっているか中間発表を挟んで、金曜日には執行役員の前で自分で考えたことをスライドにまとめて発表してもらいます。

―― このようなプログラムの内容にした理由を教えてください。

遠藤:学生の発想の自由さを潰さずに、ある程度方向性が定まるようなバランスでテーマを考えることを意識しました。 方針をこちらで決めすぎちゃうと、作業になっちゃうんですよね。それはあんまり学生にとっては面白くないと考え、作業になりすぎないことは意識しています。

花谷:参加した学生にやってもらうことは、実際の自分たちの仕事とほとんど同じですね。その中でも学生が当事者意識を持てることを大切にしたいと考えています。「このテーマなら、私も考えられるかもしれない」と感じてもらえることを意識して、学生も実際に読んだり使ったりしているであろうマンガやサブスクリプションサービスを課題やテーマに設定しました。

――5日間、どのようにして過ごすのか、詳しく教えてください。

遠藤:初日は、弊社の部署やチームについてと、これから取り組んでもらう課題の説明をします。 また、インターンで使うツールの利用方法も伝えます。Google MeetsやGoogleカレンダー、SlackやDiscord、Notion、Google スライドなど、弊社では日頃からいろんなツールを使っているので、学生さんにも同じように使用してもらいます。

全社員が参加する週1回の1時間の全体会議に参加してもらって、実際に入社した社員同様に自己紹介もしてもらいます。あとはオフィスで働いているメンバーもいるので、オフィスツアーとしてカメラを向けてみたりとか。社員とのオンラインランチをセッティングして雑談する機会もあります。「ピクシブ社員がどんな人なのか知りたい」「誰々と喋ってみたい」という要望にこたえて、セッティングしたりもします。金曜日の最終発表が終わった後に、nonpiのフードデリバリーを利用してお酒や食べものを自宅に届けて、オンラインでの打ち上げもしました。

――なるほど。なんだか社員の一員になった感じがしますね。

―― 他社のインターンに比べ、「ピクシブのインターンはここがすごい!」というアピールポイントがあれば教えてください。

遠藤:他との明確な違いは、手厚さですよね。1人に対してメンターが最低でも3人ついていますし、学生1人にかける熱量が高いのは間違いないです。オンラインになると、コミュニケーションがどうしても希薄になってしまいますよね。その問題を解決するために、社員側の誰かが必ずDiscordの窓に常駐していて、いつでも質問を受け付けられる状態にもしています。

―― インターン生は質問をたくさんしてくる環境ですか?

遠藤:最終的にはたくさん質問してくれますね。ただ初日はオンラインということもあり、どなたもなかなか積極的に質問しにくいのかなと思います。でも、課題が切羽詰まってくると、ガンガン質問が来るようになります。インターンを通じて社員と仲良くなってきたのもありますが、どちらかというと、自分の企画を良いものにしたいという気持ちが強いんだと思います。というのも、中間発表は2コース同じ日に一緒にやるんですよ。お互いの進捗が見えると、「私はこのままでいいんだろうか」みたいな感じになって、中間発表後に質問が増えたり、課題がガッと進んだりすることが多いですね。

花谷:オンラインでも孤独を感じてほしくないことを大切にしていて声をかけやすくするための工夫を色々しています。仕事に関する話はもちろん、雑談もめっちゃしますね。

――オンライン上でも雑談はできるんですね。

花谷:そうですね。先程話したDiscordって、一緒の机にみんなで座ってるイメージなんですよ。 なので、例えば「アプリでマンガを読んでてふと思ったんですけど、ここのUIってどういう意図があるんですか?」と書き込みがあったときに、「この作品好きなんだ」みたいな雑談が始まることもあります。雑談や質問問わず、学生さんが「誰かいますか」って言ったら、3人のうちの手が空いている人が反応する感じですね。

――対応する方も負担が大きそうですがそのあたりはいかがですか?

花谷:わりと普段からやっていることなので、実は全然大変じゃないかもしれません。日常の仕事においても、「○○さん今いますか~?」とチームメンバーと声を掛け合ったりしています。全員が出社して仕事をしていたときの、横の席の人に話しかけることを擬似的に再現しているイメージです。 遠藤:これはインターンだけでなく会社全体の話なんですけれど、「自分の席」という概念がなくなったんですよね。フリーアドレスで、働く場所を自由に選べるようになりました。すると、誰が出社していて、誰が出社していないのかパッと見ではわからないんです。なので、部署やチームごとにDiscordに入っていて、そこにいる人にオンライン上で話かけています。それをインターン生にも体験してもらっている感じです。

―― 本当に、社員として経験を積んでいくのと同じ形なんですね。

遠藤:他の工夫としては、自己紹介のスライドを、社員とインターン生が同じフォーマットで作るようにしています。僕はその時に、仕事のことではなく、趣味に重きを置いた自己紹介を作っちゃっています。そうして、雑談ができるようにしておく、みたいなことは結構やっています。

独自の取り組みとしては、オリジナルのノベルティのプレゼントをしています。目玉はパーカーで、他にも数点のグッズを専用のボックスに入れて、インターン生にお送りしています。参加までにワクワク感を感じたり、パーカーを着ることでピクシブの一員になったイメージを持ってもらえたりしたらいいなと思っています。 ――インターンのオリジナルグッズまであるとは、気合の入れ方がすごいですね……! 

―― インターンの倍率は高いそうですが、どのような学生を求めているのでしょうか。

遠藤:私が見ているのは、学内学外に限らず、何かに熱量を注いでるかどうかですね。「創作にすごく熱を入れていました」っていう人はもちろん、普通のアルバイトとかでも、「こういうことをめちゃくちゃ頑張っていました」とか、「こういう風にコミットしてました」と伝えることができる人は、書類選考や面接でも結構通します。

――これまで、インターンに参加した学生が正式に採用されたケースはあるのでしょうか。

花谷:かなり多いですね。少なくとも毎年1名は採用に至っています。インターンに来てくれた学生さんは、会社と波長がすごく合う子が多いんですよね。逆に自分は学生の頃、インターンには一度も通ったことがないんですが、新卒選考は通過しています。仮にインターンが不通過だったとしても、新卒選考を受けてもらえると嬉しいです。

――そうなんですね。本採用に至る可能性が高いなら、倍率が高くても応募する価値がすごくありますよね。

花谷:はい、ぜひガンガン応募してほしいです!

遠藤:採用ページやpixiv insideを読めば、会社の雰囲気はなんとなくはわかりますが、インターンに参加して、入社前に会社の雰囲気やカルチャーを深く知れるのは、学生さんにとって大きい利点だと思います。

――次回の季節インターンの開催予定はありますか。

花谷:次は春、3月に開催です。2月ぐらいから募集を開始して、3月中旬頃に5日間の開催を予定しています。末尾に応募情報が記載されていますので、興味のある方は是非ご応募ください! ――ありがとうございました。

―― ビジネス職学生を対象とした【完全オンライン】のインターンシップ参加者を募集しています!

「pixiv SPRING INTERNSHIP2023」では、実際の部署に所属し、サービスの課題の発見・解決や、新規機能の提案を行っていただきます。現場社員の豊富な経験に基づくアドバイスを常に受けられる環境のため、ロジカルな思考力やビジネススキルの向上に繋げることも可能です。また、本プログラムは学生、メンター、その他関係者全員がリモートで参加するオンライン形式での開催となります。ビデオ通話ができる環境さえあれば、自宅から参加することができます。 私たちと一緒に、創作活動がもっと楽しくなる場所を創りませんか。

■開催コース
- pixiv小説コース
- pixiv Sketchコース
- IPプロモーション企画コース
■実施日程
- 2023年3月13日(月)~17日(金) 平日5日間
■エントリー締切
- 2023年2月20日(月)23:59
■開催形式
- オンラインSlack、Discord等のツールを使用し、社員と同様のリモート環境にて作業していただきます
■応募方法
下記ページより詳細をご確認の上、WEBエントリーフォームよりご応募ください。
エントリーを心よりお待ちしております! www.pixiv.co.jp

ピクシブ株式会社
「創作活動を、もっと楽しくする。」 クリエイターに、創作活動やファンとのコミュニケーションを楽しんでもらいたい 世の中のクリエイターの創作活動を支え、創作文化を刺激していきたい そんな想いで、私たちピクシブは世界中の人々の創作活動を支える事業を行っています。