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pixiv小説チーム恒例・クリスマス小説交換会2021

カルチャー・制度

こんにちは、小説チームのhonです。好きなファンタジー小説は「ベルガリアード物語」です。

この記事では「クリスマス小説交換会」についてお伝えいたします。

小説チームはpixivの小説機能の機能開発、コンテストなどの運営をしているチームです。 様々な形で小説に関わるチームですので、メンバーも普段から小説を書いたり、読んだり、個人で小説関連サービスを作ったり（!?）しております。

そんなメンバーが年に一回、クリスマスあたりにオフィスで好きな小説を贈り合うのが「クリスマス小説交換会」です。

去年の様子も記事になっておりますので、ぜひご確認ください。

inside.pixiv.blog

今年は以下のようなレギュレーションで開催されました。

  • 小説の購入価格は1人1,200円まで
  • 持ち寄った小説は中身が見えない状態でナンバーを振り、くじ引きで誰の元に行くか決める
  • 出てきた本を持ってきたのが誰かを予想し、参加者全員で的中数を競う

油断すると装丁も凝った単行本を贈りたくなってしまうのですが、誰に何が行っても不公平感が無いように予算が決められています。 （文庫本でも高いのあるんですよ！ということで去年より100円価格上限がアップしました。）

今回は小説を持ってきたメンバーを当てる相互理解度クイズも加わり前回以上に盛り上がりました。

約一名、ラッピングが目立ちすぎて中の人が事前に割れてしまうアクシデントに見舞われましたが、次回への反省としたいと思います。（モルカー……）

今年の小説ラインナップ

ラッピングの中から出てきた小説はこちらです。

  • 「コップクラフト」　賀東招二
  • 「BUTTER」　柚木麻子
  • 「陰の季節」　横山秀夫
  • 「All You Need Is Kill」　桜坂洋
  • 「1984」　ジョージ・オーウェル
  • 「復活!! 虹北学園文芸部」　はやみねかおる
  • 「ダレン・シャン」 ダレン・シャン
  • 「ようこそ女たちの王国へ」　ウェン・スペンサー
  • 「つむじ風食堂の夜」　吉田篤弘
  • 「つめたいよるに」　江國香織
  • 「クシエルの矢」　ジャクリーン・ケアリー
  • 「Dジェネシス　ダンジョンが出来て３年」　之貫紀
  • 「しあわせの理由」　グレッグ・イーガン

書名と出版社が読み上げられるたびに

「誰なのかさっぱり分からない」 「出版社名聞いたら完全に理解ったわ」 「二択で迷ってる……」

など予想に振り回される声が続出しておりました。 ジャンル、刊行タイミングもバラバラでメンバーの個性が良く出ていますね。

honはなんとか半分ほど正解しての3番手でした。 マネージャーと事業部長の偉い人2人に正答数ワンツーフィニッシュを決められてしまいましたので、相互理解を深めて次回は全問正解を目指したいと思います。

読書好きなコミュニティで行う「本を持ってきた人を当てるゲーム」、大変面白いのでぜひお試しください。

ちなみにhonは「ようこそ女たちの王国へ」を持参しました。

今年の日本SF大賞によしながふみ先生の「大奥」がノミネートされたことから連想したのですが、こちらも「大奥」と同じく極端に男性の数が少なく、男性の役割を女性が担う世界のお話です。 男は貴重な財産として姉妹たちに守られて暮らしており、この女性たち、特に長姉の活躍が大変に格好良いのです。

原題が「A Brother's Price」なのも直球で良いですね。 痛快なSF・ファンタジーで広くオススメしたいのですが、既に新品では手に入りにくくなっており、この度プレゼントで広めにかかった次第です。

交換会の〆には「横暴編集長」というゲームで遊びました。 ランダムに配られた手札と場の札を組み合わせて面白そうな書籍タイトルを作るゲームで、タイトルをオープンする際にメンバーが付けるキャッチコピー芸が全体的に冴えわたっておりました。

決選投票にもつれ込んだものの、最終的にはエンジニア勢全員支持の「最後から二番目の数式」が勝利。渾身の「鬼平 恋がしたい！」が次点となってしまったのは悔しい展開でした…….。

参加者数も楽しさも昨年以上の盛り上がりを見せました「クリスマス小説交換会2021」、2022年も新たなメンバーを迎えつつ開催したいなと思っております！

次の小説交換会に参加してみたいと思った方は、ぜひピクシブ株式会社のインターンシップ情報や採用情報をご確認ください！

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hon
2020年入社の小説チームプロダクトマネージャ。小説とゲームとファンタジーとSFが好きです。
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