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ピクシブのPM職について伝えたい!PMギルドによるnoteでの発信チャレンジ

こんにちは、pixiv事業本部のkayoです。
事業部内のいくつかのチームのシニアマネージャーを担当しつつ、元々プロダクトマネージャーの出身ということから、社内の横断組織「PMギルド」でも活動しています。
(以下、プロダクトマネージャーを「PM」または「PdM」と略します)

ピクシブでは完全招待制カンファレンス、PIXIV MEETUP 2023を9月に開催しました。その時期に合わせ、2023年9月から10月の期間限定で、PMギルドではnoteでの発信を行いました。
各プロダクトマネージャーが自身の言葉で仕事内容について紹介したこの企画背景について振り返りつつ、社内のPM陣が執筆してくれたnote記事の概要についてもご紹介していきます。
記事内のリンクから、ぜひ各PMの記事も読んでみてくださいね。

PMギルドとは

PMギルドとは、ピクシブのPMの成長を支援する社内横断組織です。
弊社には多種多様なプロダクトがあり、それぞれの部署やチームにプロダクトマネージャーが配属されています。
プロダクト同様、プロダクトマネージャーたちも持っているスキルセットや得手不得手、キャリアプランなどがそれぞれ異なります。 特にプロダクトマネージャーという職種は、プロダクトのフェーズやチーム構成によって求められる役割が変わってくることもあり、悩みを抱えるメンバーもいます。
そんなプロダクトマネージャーたちの悩みや課題を解決すべく組織されたのが、ピクシブのPMギルドです。

PMギルド運営は「成長チーム」「採用チーム」に分かれて活動をしており、「成長チーム」では社内のPM同士の面談システムや、勉強会などの企画を行っています。
今回の記事は、もう一方の「採用チーム」側の活動のご紹介になります。

なぜpixiv insideではなくnote?

PMギルド採用チームでは主に、

  • 今後中途選考を受けてくれるかもしれない、PMの潜在層・顕在層にアプローチする
  • 晴れて中途入社のPMを迎えることになった際に、オンボーディング等をサポートする

といった取り組みを行っています。

採用チーム発足時に、将来のピクシブPMへのアプローチを考える手がかりとして、まずは社内にいる中途入社のPMにアンケートをとってみました。
前職のキャリアも支障のない範囲で答えてもらったところ、なんとメンバーの約半分が、異業種からの転職や、転職を機に新たにPMにチャレンジしていた、ということがわかりました。
「PMの転職」というと、IT業界でPM経験を積み、そのキャリアを活かして他社にチャレンジする…といったイメージを持たれる方もいるかもしれません。私たち採用チームも少なからずそういう印象があったので、そうでないメンバーが約半分というのは意外な結果でした。

そのアンケートを元に、このpixiv insideでも、同様の背景からピクシブPMになったメンバーによる記事発信に取り組んできました。

ponzさん「PdM未経験でもピクシブなら活躍できる!入社10か月目の社員が語る活躍の秘訣」 inside.pixiv.blog

kigohさん「エンジニアからプロダクトマネージャーに転身したら、ユーザー目線でサービス作りが出来るようになった話」 inside.pixiv.blog

一方で、異業種で働いている方は、そもそも「ピクシブという会社があることを知らない」「会社として知ってはいるが、そこで自分が働くイメージを持ったことはない」といったスタンスの人が多いと思います。そういった潜在層の方は、pixiv insideまでなかなか辿り着けないという課題も見えてきました。
「ピクシブを知らない、あるいはIT業界に縁遠い方とも接点を持つことが、将来のピクシブPMとの出会いにつながるのでは?」そんな考えから、お仕事関連の記事が多く投稿されているnoteでの発信を検討することにしました。

小さく試す

とはいえ、既にあるpixiv insideと並行し、もう1つのメディアを新たに運用するというのは大きな意思決定です。恒常的・長期的な施策とするなら、常に企画を考え続ける必要がありますし、体制やリソース面の考慮も必要です。
そこで、まずはこのプロジェクトのスコープを「期間限定で小さく試し、そこで得た知見をもとに今後を考える」と設定しました。
早く実験し、早く学ぶ。ここはPMギルドならではの、プロダクトマネジメントの知見を活かしたアプローチとも言えるかもしれません。

ちょうどその頃、ピクシブが主催する完全招待制カンファレンス、PIXIV MEETUP 2023が控えていました。現地のセッションでは、ピクシブが掲げているミッションを実現するためのさまざまな挑戦について、社員が登壇し自らの言葉で語る場として開催されます。その開催前後にあわせて、同じ思いをPMがオンラインで語る場としてnoteを位置づけることにしました。
期間限定企画としてPMギルドから執筆者を募集したところ、8名のPMに参加してもらうことができました。ここからは、実際の記事をご紹介していきます。

実際の記事のご紹介

近年入社したPMの体験談

izmipoさん「未経験から積み上げる!PdMとしてのスキルセットとマインドセット」 note.com

gingaさん「元ゲームプランナーがピクシブのプロダクトマネージャーになって得た経験」 note.com

yoshiさん「元WebディレクターがピクシブにPMとして入社して感じたこと」 note.com

想定したターゲットの方に親しみや興味を持ってもらえるよう、近いキャリアを歩んできたPMの皆さんに執筆してもらった記事です。

エンジニアからPMへのチャレンジは、izmipoさんのような中途入社の場合も、また社内のエンジニアのキャリアパスとしても珍しくないルートです。エンジニア経験を活かし、開発プロジェクトをリードしてくれる存在です。
またgingaさんのゲームプランナーやyoshiさんのWebディレクターなどは、「そういう職種からもPMに?」と意外性を感じる方もいるかもしれません。PMが使うスキルは多岐に渡るため、一見違う職種に見えても、知見が活かせる部分が多いのです。

執筆者の皆さんがどこに苦労したか、ギャップを感じたかといった話題から、PMとしてプロダクトを考える時に重要な姿勢なども伝わってきます。実際のPMの仕事がより具体的にイメージできる、体験談ならではの記事になったのではと思います。

新卒からPMになる場合の体験談

koharuさん「「好き」を活かして!新卒プロダクトマネージャーとVRoidプロジェクトの3年間」 note.com

今回の企画の狙いから中途入社PMの執筆者が多めでしたが、新卒入社でPMになったメンバーにも執筆してもらいました。
koharuさんは、3Dや創作への強い関心を元にピクシブに入社し、会社の文化やプロダクトの知見、問題解決のスキルを身に着けながら成長していく体験を語ってくれました。
自らの創作経験も活かした、イベントやアイテムのアイデアスケッチも見どころです!

長く続くプロダクトのPM視点

watasukeさん・RNDさん「ECショップ作成サービスBOOTHの裏側を知るプロダクトマネージャーとは?」 note.com

jovzさん「pixivFANBOXのPdMが振り返る、クリエイターとファンが楽しめる投稿企画が生まれるまで」 note.com

BOOTHやFANBOXに関わるPMにも記事を執筆してもらいました。長く続くプロダクトだからこその視点がわかる2本です。

watasukeさん・RNDさんのBOOTHの記事は、今回の企画で唯一の対談形式です。
実はピクシブの開発プロジェクトでは、エンジニアがPMの役割を果たすことも珍しくありません。PMとエンジニアが同じ方向を向いて走っていること、ユーザーに届いた時の喜びをメンバーで分かち合っていること。そんな社内の雰囲気が伝わる記事になっているのではないでしょうか。

またjovzさんのFANBOXの記事では「投稿企画」を軸に、いかにモチベーションのきっかけを作るかといった、サービスを運営する上での重要な視点を語ってもらいました。
ハードルを下げて継続可能にするかというクリエイターさんの悩みにしっかり寄り添いつつ、チームとして投稿企画を回しやすくするための工夫なども本記事のポイントになっています。

PIXIV MEETUP 2023に登壇したPMの記事

watasukeさん「部署の垣根を超えてプロジェクトを動かすには」 note.com

rukapiさん「広告代理店からピクシブ広告のプロダクトマネージャーになって苦労したこととやりがい」 note.com

PIXIV MEETUP 2023の終了後、メインセッションやライトニングトークに登壇したPMにも記事を執筆してもらいました。

watasukeさんは、なんと本note企画で2本目の記事執筆です! BOOTHチーム視点の1本目と違い、他部署と連携してプロジェクトを進める場合にフォーカスした記事となっています。
ピクシブのプロダクトは非常に多様で、チームの目的や文化もそれぞれです。共通する部分を活かしつつ、違っている部分をどう揃えるか、といったエッセンスが読みやすくまとめられています。

rukapiさんには、pixiv AdsというtoBのプロダクトと、そのPMとして何を重視しているかについて書いてもらいました。
ピクシブのプロダクト=toCサービスのイメージを持っている方も多いかと思いますが、実は広告等のtoBのサービスもあります。そこにrukapiさんの前職の経験を活かしつつ、またロードマップやバックログなどからプロダクト開発に落とす際のスタンスややりがいについて、いきいきと語ってもらっています。

イベント等との連動について

PIXIV MEETUP 2023のイベント会場では、このnoteへのQRコードを掲載した看板を設置するとともに、人事ブースで配布するチラシにも掲載してもらいました。 イベントのデザインコンセプトが「海」だったため、看板も海釣りをイメージしたデザイン・内容にしてみました。

また、noteユーザーの方への接点を増やすため、「私の仕事」等の公式お題企画へも参加させていただきました。お題企画を見ていただいた方とピクシブPMとの出会いのきっかけになればと願っています。

最後に

PMの仕事内容は会社によってきっと異なりますし、同じピクシブ社内でもプロダクトによって違いを実感することが日々あります。
ピクシブのPMは実際どのように仕事に取り組んでいるのか、またどういったキャリアから今の仕事を選んだのか。8本の記事を通じて、多様な視点からお伝えできる企画になったのではないかと思います。
PMギルドでは、今後もリアルイベント・オンライン問わず、色々なチャネルで継続的に発信をしていきたいと考えています。

ピクシブのPM職についてもっと詳しく聞きたい! という方は、下記よりお気軽にお声がけいただければと思います。 hrmos.co

またピクシブでPMとして働くことにご興味をお持ちの方は、下記よりエントリーをお待ちしております。 hrmos.co

kayo
2019年にPMとして中途入社。登山と旅と女子アイドルが好き。入社後に小説も書くようになりました。