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入社して1年半の僕が、プロダクトマネージャーとして経験出来たこと

みなさん、こんにちは。ピクシブで採用担当をしているkamikoです。
本日ですがピクシブで働いている社員が、普段どのような仕事に携わっているのか紹介したいと思います。 特に、今回はサービス開発においてチームの指揮をとるプロダクトマネージャー職(https://hrmos.co/pages/pixiv/jobs/006)の業務について、三回に分けて皆様にお伝えできればと思いますので、是非ご覧くださいね。
最終回となります第三回目は、pixivコミックのプロダクトマネージャーであるshomaさんに話を聞いてみたいと思います。

まず、自己紹介をお願いいたします。
コンテンツ事業部、コミック部の遠藤と申します。社内ではニックネームでshomaと呼ばれています。ピクシブの漫画事業に興味をもち、2018年11月にWebディレクター職として中途入社しました。

pixivコミックとはどんなサービスですか?
pixivコミックは、pixiv発マンガをはじめ、今話題の作品4000以上が無料で読めるマンガサービス(https://comic.pixiv.net/)です。pixivに投稿されているオススメ作品も多く紹介しており、これから話題になりそうなマンガ、お気に入りのマンガと出会うことができます。
また、ストア機能ではpixivコミックオリジナル特典付きのマンガを購入することができます。

いつから、pixivコミックのプロダクトマネージャーになったんですか?
去年の4月からプロダクトマネージャー職になりました。現在はpixivコミック部のマネジメントも任されています。入社直後から約半年間は、Webディレクター職としてpixivコミックのリニューアルに関わる業務を行なっていました。
詳細は過去ブログにて紹介しておりますので、こちらをご覧いただけるとよりイメージが湧きそうです。(https://inside.pixiv.blog/shoma/5730

現在行なっているプロダクトマネージャーの業務内容を教えていただけますか?
現在、私はマネージャーを兼任している為、基本的には意思決定ベースの仕事が多いです。プロダクトマネージャーの職務としては、プロダクトの体験設計の構築や機能の仕様策定、データ分析、開発チームのタスク管理などを行うことになります。もう少し具体的にはプロダクトマネージャーとテックリードで相談しながら開発計画を立てつつ、仕様策定や進行は勿論ですが、スムーズに新規開発・機能改善をすすめられるような環境を整えています。
マネージャーである僕が管轄しているチームには、大きく二つに分けると出版社営業等を行うチームと、サービス開発チームがあります。 出版社営業のチームは、全員で5名。サービス開発チームのメンバーは全員で16名、エンジニア職がWeb・アプリ、他サービスの兼任も含めて6名、デザイナー兼プロダクトマネージャー職が1名、テックリード1名、ストア担当が2名、コミュニティマネージャーが1名。会社の中でも比較的規模の大きいチームになります。

業務を経験する事で得られたスキルにはどんなものがありますか?
ピクシブではまず、事業計画や事業戦略の策定などに関わることができます。また、Web、アプリ双方のプラットフォームでの分析能力やディレクション能力など幅広いスキルを身に付けることができます。あとは、配信広告や出版社との連携など対社外ともやりとりすることが多いので渉外に関する経験も積むことができます。
そして何よりも重要な経験としては、企業理念である「創作活動がもっと楽しくなる場所を創る」を実現するため、利益だけを重視するのではなくユーザー目線・クリエイター目線、出版社目線でプロダクトについて考えることが出来ることです。これは本当に素晴らしいことだと思います。

業務している中で苦労したと感じるのは、どんな時ですか?
pixivコミックは、特に会社のミッションとビジネスを両立するのが難しいサービスだと思っています。創作文化を盛り上げることは重要ですが、作家や出版社に作品の売り上げを還元することも同じくらい重要です。お金を儲けないと還元できないので色々な手を打つのですが、ただ儲けるだけだと会社としての価値がなくなってしまうので、打つ手を考えるのはとても大変ですが、裏を返せばとても楽しい部分でもあります。

今後のpixivコミックはサービスとしてどのように展望していくのでしょうか?
pixivコミックは、業界で見ても沢山の作品を楽しむことが出来ますし、元々pixivにマンガを投稿していたユーザーの作品を読むことが出来るなど、ユニークな特徴を持っています。
新しい展望としては、このユニークさを生かしつつ、pixivコミックならではの機能を提供することで、更に差別化していきたいと考えています。より開発速度を加速させるために、新しくプロダクトマネージャーが仲間に加わって貰えると、とても嬉しいです。
ユーザーにとってはより楽しく、クリエイター・出版社にとっては、より価値を提供できるような取り組みに、これからもチャレンジしていきたいですね。

展望の中で、経験できる業務にはどんなことがありますか?
まずpixivコミックはWeb版・アプリ版どちらもサービス提供を行なっているため、その両方でプロダクトマネジメントの業務経験を積むことができます。またサービス開発だけではなく、作家や出版社とのやりとりも行うため、ビジネス側のコミュニケーション能力も身に付けることも可能です。
次にデータドリブンでプロダクトを推進する業務を経験することができます。pixivコミックは現在500万人のユーザーを抱えていて、そのユーザーから得た膨大なデータを分析し、データドリブンで物事を進めているのですが、これは非常に貴重な経験だと思います。ピクシブでは去年からLookerといって、SQLを書かなくても簡単にデータ分析を行うことができるサービスを導入しており(https://inside.pixiv.blog/jaggy/7353)プロダクト作りをデータドリブンで進める基盤が既に整っている状態です。

チームにジョインしてくれるプロダクトマネージャーを募集しています
現在、pixivコミックチームではいち早くユーザーへ価値を提供するために、プロダクトマネージャーを始め、エンジニアやデザイナーが日々試行錯誤しています。より開発をスピードアップできる体制を目指すことは、私たちにとって非常に重要なことです。
僕たちと一緒に、スピード感やユーザーへの価値提供に取り組んでいきたいという方は、是非新しいメンバーの一員としてチームに加わってもらえると嬉しいです。特にマンガ業界、出版業界に本気で貢献していこうという熱意のある方や、サービス開発を引っ張っていってくれるような方だと嬉しいですね。
また、僕は会社のPMギルド組織の一員でもあります。PMギルドとは、昨年の「プロダクトマネージャーカンファレンス」で構想をお話させていただいた、ピクシブのPMの成長を支援するサービス横断組織のことを指します。 (詳しくは、こちらの記事内のスライドをご覧ください https://inside.pixiv.blog/paso/8073) これまでのinside記事でも掲載していますが、弊社には多種多様なプロダクトがあり、それぞれの部署やチームにプロダクトマネージャーが配属されています。
プロダクト同様、プロダクトマネージャーたちも持っているスキルセットや得手不得手、キャリアプランなどがそれぞれ異なります。 特にプロダクトマネージャーという職種は、プロダクトのフェーズやチーム構成によって求められる役割が変わってくることもあり、悩みを抱えるメンバーもいます。
そんなプロダクトマネージャーたちの悩みや課題を解決すべく組織されたのが、ピクシブのPMギルドです。 今後、PMギルドの活動についての記事も公開していく予定ですので、楽しみにお待ちください。

shomaさん、ありがとうございました。ピクシブでは現在pixivコミックにジョインしてくれるプロダクトマネージャー職を募集しています。今回のブログをご覧いただき興味をお持ちになりましたら、是非下記エントリーフォームの詳細をご参照ください。エントリーをお待ちしております。

hrmos.co

それでは、皆さまこのあたりでごきげんよう。さようなら。

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kamiko
2016年1月にピクシブ株式会社に中途入社。人事部を経て現在は技術広報室でエンジニア職の技術ブランディングを担当しています。採用イベントや会社説明会によく現れます。