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マンガ家になる夢をもっと近く!pixivコミックインディーズの全容と今後の展望をマネージャー陣が語ります

9月29日、pixivコミックインディーズのβ版がリリースされました。pixivコミックインディーズとは、マンガ家としてデビューを目指すクリエイターとマンガ編集者をつなぐサービスです。pixivのマンガ投稿機能を使って作品を投稿するだけで、提携出版社の編集者に作品を見てもらうことができ、デビューへのチャンスが掴めます。また、本サービスを通じてデビューが決まったクリエイターへは、ピクシブが支援金補助などの制度で、デビューまでの活動を支援します。

今後の正式版リリースに向け、スカウト発生やデビューの事例をより増やしていくべく、一緒に働く仲間を探しています。そこで本日はpixivコミックインディーズの思想と業務内容について、サービスを立ち上げたマネージャーtenとsawakiがお話したいと思います。

自己紹介

ten : pixiv事業本部 マンガ部のマネージャーtenと申します。エンジニアとして新卒入社後、プロダクトマネージャーとしてpixivコミックPalcyの開発に携わってきました。昨年から、ピクシブのマンガ事業のマネージャーを担当しています。

sawaki : IPクリエイション事業部 事業部長のsawakiです。2010年に入社して、いわゆるコンテンツを持っているIPホルダーの皆さんとの渉外、交渉、折衝の役割を担ってきました。

現在は、出版社さんとやり取りするIPアライアンス部、講談社さんと共同でアプリ開発を行うPalcy部、クリエイターさんとやり取りするクリエイターリレーション室 の3部署を束ねる役割をさせてもらってます。

pixivコミックインディーズは何故生まれたのか?

sawaki : もともと、「pixivへの投稿をきっかけに、pixivコミックをはじめとした媒体で商業デビューする」流れが存在していたのですが、その道筋が明確に示されているわけではありませんでした。

その道筋が示されるようになると

  • 「マンガ家を目指している」作家が集まる場ができることで、次代のクリエイターを出版社が発掘しやすくなり、出版社が嬉しい
  • 出版社が集まることで、クリエイターが自分に合う出版社と出会いやすくなる。そうすると「マンガ家になる」夢が近くなり、クリエイターが嬉しい
  • 結果、クリエイターが「マンガ家になりたい」という夢に向かって取りうる選択肢に「pixivに投稿」が増える。pixivへの投稿が増えると、弊社も嬉しい

これら3つの効果が生まれるのではないか、という期待がありました。

最初はpixivの中の1つの機能として展開することも考えましたが、試行錯誤の末に、新しいサービスとして独立してリリースすることにしました。

β版をリリースして1ヶ月経ち、どんな反響があったか?

ten : リリースするにあたり、クリエイターや編集者の方がサービスに期待を持っていただけるのかを、まず検証する必要があると考えました。

そこで、最小限の機能を備えた状態の「β版」としてリリースするに至った次第です。

クリエイターの皆様からは思った以上の反響をいただきました。数ヶ月かけて200名ほど登録いただけると良いなと考えていたところ、1ヶ月で目標を大きく上回る登録を確認しています。

反応としては、「声がかかるかはわからないけど、とりあえず登録してみるか!」というご意見が多いように見受けられました。

実際に編集者からスカウトされているクリエイターの方も何名かいらっしゃるので、サービスの必要性については十分検証できたように感じます。

sawaki :クリエイターの生み出した作品を見ている、編集者の方からの反響についてもお話しします。

β版の段階では、pixivコミックでお世話になっているレーベルの7編集部に入っていただきました。最初にこの取り組みを始めるお話をした時は、皆さんすごく歓迎ムードでしたね。

実際利用していただき、すぐに即戦力を狙えそうな作家さんに声掛けやスカウトが行われる状況が発生しました。編集者の皆さんはpixivにいるクリエイターの方の気質や求める方向性、pixivコミックでヒットするコンテンツの特性を理解しているがゆえに、スカウトまでの決断が早いのかなと。全体を通して感じたことは、新しい才能を発掘する場所は常に欲しいんだな、というところですね。

今利用していただいている編集部だけではなく、pixivコミックでお付き合いがあり、定例的に打ち合わせを組んでいる多数の出版社さんからも、ありがたいことに「気になるんですよね」お声がけいただいています。期待がとても大きい分、そこに応えていかないといけませんね。

これからどんなことをやっていきたいか?

ten : β版リリースを通して、ある程度pixivコミックインディーズに対する期待を得られていることがわかったので、サービスの磨き込みや、新しく参加していただく出版社を増やすなどして、よりコンスタントにスカウトが発生するサービスにしていきたいです。

今はかなり機能が淡白で、クリエイターの方向けに提供している機能としては「作品を載せる」ことがメインです。今後は「月にどの程度のスカウトが発生したか」といった情報なども公開できるようにして、クリエイターの方に期待していただけるようにしたいですね。

sawaki : 先程も触れましたが、既にスカウトが成立しているので、クリエイターの方のデビュー作を読者にしっかりお届けする準備をしつつ、今後のデビュー作にも適用できるよう、体制を作っていきたいですね。

新しい仲間を募集しています

ten : pixivコミックインディーズではスカウト・デビューを加速させるために、一緒に働く仲間を探しています。募集にあたり要件と、仕事のやりがい・得られるスキルについてお伝えさせていただきます。

  • どんな方だと活躍できそうか

まずは何よりもマンガが好きなこと。新しいもの好きだと、なお良いかなと思いますね。これから沢山の作品が生まれてくる!ということに一緒にワクワクしたいです。

更に生まれた作品たちをどうやって世界に届けていくか?という問いに対して考え、答えを出せる方だと嬉しいです。中にはうまくいかないこともあると思いますが、諦めずに色々と挑戦できる。そういったマインドの方と一緒に仕事していきたいです。

  • 仕事のやりがい

まだ事例がないのでなんとも言えないのですが、pixivコミックインディーズを通して新しい作品が世にでた時、きっと「やったぞ!」って思えるはずです。誰かの人生を大きく変えるかもしれないので、責任とやりがいがセットになっていると思います。

  • 得られるスキル

コンテンツのマーケティング全般の知識でしょうか。また関わる出版社さんの数も多いので、いろいろな会社の文化に触れることもできそうです。

最後にtenから未来の仲間に向けて、一言お伝えさせてください。

マンガというメディアには本当に小さい頃から楽しい時間を過ごさせていただいていて、
それに関わる人たちを、少しでも幸せにできる可能性があるこの事業に携われることにとても感謝しています。

自分と似たような境遇の人ってきっと少なくないと思うので、同じ志を持つ方がいれば、ぜひ一緒に働きましょう!

sawaki:続いて僕からも一言、お伝えいたします。

pixivコミックインディーズは、「マンガ家を目指す人がデビューをしやすくする」ためのサービスです。
マンガ家という職業を目指す人が減っていくと、新しい作品が生まれなくなり、数あるエンタメの中でのマンガの影響力が小さくなってしまうと思っています。

マンガ家が夢のある職業であることを伝えたり、マンガ家を目指す人が目指しやすくなるように、世の中ごと変えていきたい。
そこに共感してくれる人と一緒に働きたいです。
一緒にマンガ業界を盛り上げましょう!

最後に

本日の記事をご覧いただき、興味をお持ちの方は下記URLからエントリーをお待ちしております。 https://recruit.jobcan.jp/pixiv/show/b001/1331187

みなさまからのご応募、心よりお待ちしております。